StarWindサーバのHA構築(概要編)【StarWind iSCSI SAN & NAS V6】


2つのストレージサーバにStarWindをインストールすることで、高い可用性を持つストレージクラスタを作成することができます。クラスタノードが同期することにより、格納されたデータの連続的可用性を確保します。
両方のノードはハートビートチャネルによって互いの状態を監視し、アクティブ – アクティブモードで動作します。全ての読み書きは同期チャネルを介して2つのノードの間で同期されます。一方のサーバがダウンした場合、全体のストレージトラフィックはダウンタイムなしで、残りのノードにルーティングされます。フェイルオーバーは、IT管理者のマニュアル操作なしで自動的に行われます。
障害の発生したクラスタノードがオンラインに戻ったときに、StarWind独自の高速同期技術によってデータは同期されます。

簡単な手順としては両StarWindサーバでHA用のディスクを作成し、サーバの同期をとるためのチャネルの指定を行えば作成できます。
StarWind管理コンソールから、2つのノードで “High Availability Device” を作成します。

同期チャネル、ハートビートチャネルを指定します。

作成したHAディスクをvSphereに接続し、データストアとして登録すれば片方のStarWindサーバがダウンしても、仮想マシンを継続して運用が可能です。

●詳細編はこちらから

関連トピックス