Infinioで無限大の I/Oをー書き込みパフォーマンス考察 ― ストレージラボより(その2)-


前回の記事では、読み取りの入出力(I/O)による負荷をストレージから大幅に取り除き、書き込み速度を向上させるInfinioの機能について考察しました。

サーバーサイドのキャッシュによる読み取りI/O削減がもたらす効果がわかったところで、次に、これらのHCIBench(Hyper-converged Infrastructure BenchmarkHyper-converged Infrastructure Benchmark)テストから、さらにどのようなパフォーマンス改善が確認できるのか、詳しく見て行きましょう。前回同様にオールフラッシュのサーバーSANでのHCIBenchテストですが、今回はブロックサイズ4Kで、読み取りと書き込みの比率1:1、7:3、そして読み取りワークロード100%の場合のパフォーマンスを見ていきます。


読み取り書き込み比率1:1のケースのテスト結果は前回同様で、読み取り、書き込み、ともにIOPSが50%強上昇しています。さらに、比率7:3のケース(HCIBenchのOLTPベンチマーク)では、両方ともIOPSが倍近く上昇しています。

書き込みパフォーマンスへの効果は、読み取りI/Oを書き込みI/Oから切り離して見るとより明確になります。下図は同じテスト結果を別の角度から見たものです。パフォーマンスの大幅な改善が、読み取りだけでなく、書き込みにも表われています。


最後に、レスポンスタイムへの影響を見てみましょう。下図は、同じテストから、待ち時間の変化を表したものです。パフォーマンス同様、待ち時間にも顕著な効果が見られます。

 

ここでも、読み取りワークロード100%のケースで効果が最大(待ち時間7割短縮)となっています。読み取りと書き込み混在の場合でも、比率1:1のケースでは待ち時間4割短縮、比率7:3のケースでは55%短縮と、Infinioの効果が明確に表われています。しかも、これらは前述の通り、IOPSを増加したうえでの待ち時間短縮です。

要約すると、比率1:1では、IOPSが50%以上増え、待ち時間が40%減り、比率7:3では、IOPSが倍増し、待ち時間が55%減っています。

なお、読み取りのみのキャッシュを導入することは、読み取り書き込み双方のキャッシュを導入するよりも、リスクに対してより大きな恩恵を得られることを忘れないでください。すなわち、データを失う危険性がありません。読み取りのみのキャッシュなら、固有のデータがキャッシュに残ることがなく、複雑でスペース的に非効率なレプリケーションやデータ保護対策をキャッシュに関して講じる必要がありません。

貴社の環境へ導入を検討する価値が大いにあるのではないでしょうか。

また、下記のWebセミナー(Youtube)でも同様のご紹介をしております。ぜひこちらもご視聴ください。
https://www.climb.co.jp/soft/webseminar/2017/0316/

Infinioの効果を自分の目で確かめたい方は、ぜひ評価版をお試しください。

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