管理者は単一のコンソールから、Hyper-VやAzure上のVMの作成、削除、起動、停止、編集、インポート、チェックポイントの作成、マイグレーション、クローンなどの操作を実行可能です。また、Azure上のVMについても、作成、削除、Hyper-V VMのインポート等が行えます。
5nine Cloud Managerの包括的な集中コンソールからネットワークリソースを設定することにより、ネットワークとトポロジの定義を簡素化します。仮想スイッチ、ネットワークコントローラ、レガシーネットワークアダプタなど、複数のレイヤにわたってオペレーションを実行できます。
テナントの管理者はHyper-Vホストや仮想マシン、Azure上の仮想マシンのCPU、メモリ、ディスク、ネットワークの使用状況を一元的に監視できます。
また、パフォーマンスメトリックが、定義したしきい値を上回ったり下回ったりした際に通知するリアルタイムなメールアラートも設定できます。
監視とアラートの集中管理により、異なるインスタンスにリモートでアクセスする必要がなくなり、稼働時間が増え、管理上の負担が軽減されます。
ネイティブのHyper-Vレプリケーションに加え、5nine独自の使いやすいバックアップを使用して可用性を確保します。データの安全で簡単な復元のために、バックアップは暗号化され、圧縮されています。
また、DR対策用の二次バックアップ先としてAzure Blobストレージが使用可能です。
テナント単位でクラスタ、ホスト、仮想マシン、仮想ネットワークスイッチなどのリソースを割り当て、管理アクセスを定義し、マルチテナント管理を制御します。ユーザは割り当てられたテナントとリソースのみにアクセスでき、仮想環境の様々な管理モデルの要件を満たすことができます。役割ベースのアクセス制御により、事前に実行できる操作を定義した役割を作成し、それをユーザに割り当てるだけで制御できます。
クラスタ、仮想マシン、仮想ネットワークスイッチ上での管理者の操作を有効化/無効化することで、職務に応じたセキュリティやコンプライアンスポリシーを維持できます。