Syniti DRと他社レプリケーションソフト3製品を各項目で比較しました。
○・・・対応 ×・・・対応なし △・・・一部対応
機能 | Syniti DR | ソフトG | ソフトR |
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異種DBサポート | ○ | ○ | ○ |
Syniti DRはソースとターゲットが異なるデータベースの場合でもレプリケーションをサポートします。双方のデータベースの文字コードが異なっている場合でも、Syniti DR内部でUnicodeに変換して処理するため、データベース側で文字コードを調整する必要はありません。 | |||
対応DB | Db2 for AS/400 Db2 for z/OS Db2 LUW Oracle SQL Server MySQL Access PostgreSQL Infomix IBM Cloudscape Firebird(Windows) Ingres SQL Anywhere Netezza(IBM PureData) | Db2 for z/OS Db2 LUW Oracle SQL Server Sybase ASE Teradata | Db2 for AS/400 Db2 for z/OS Db2 LUW SQL Server Infomix Sybase Teradata |
プラットフォームに依存せず、物理/仮想/クラウド問わずデータベースをサポートします。詳細 ≫ | |||
リフレッシュ (全件レプリケーション) |
○ | ○ | ○ |
すべてのレコードをSelectし、ターゲットテーブルへ反映します。バルクインサートを使用することで、高速転送が可能です。詳細 ≫ | |||
ミラーリング (片方向差分レプリケーション) |
○ | ○ | ○ |
トランザクションログまたはトリガーテーブルを参照し、ソーステーブルに発生した変更をターゲットテーブルに反映します。詳細 ≫ | |||
シンクロナイゼーション (双方向差分レプリケーション) |
○ | ○ | ○ |
ソースおよびターゲットテーブルに発生した変更をトランザクションログまたはトリガーテーブルを参照し、それぞれ差分レプリケーションします。競合回避オプションにより、ソース/ターゲットテーブルの同一レコードに対する更新について不整合を回避することができます。詳細 ≫ | |||
マルチシンクロナイゼーション (3台以上のマルチレプリケーション) |
○ | × | × |
3台以上のDB間で、いずれかのDBに更新があった場合に、他の全DBにレプリケーションすることが可能です。詳細 ≫ | |||
リアルタイム性 | 周期間隔 (デフォルト60秒間隔) | ほぼリアルタイム | ほぼリアルタイム |
Syniti DRではデータベースにエージェントソフトを導入しないため、定期的(デフォルト60秒間隔)にデータベースにアクセスし、差分レコードを取得します。詳細 ≫ | |||
接続ドライバ | .NET(推奨) ODBC OLEDB | JDBC ODBC | JDBC |
Syniti DRは.NET Framework上で動作するWindowsアプリケーションとなり、データベースへの接続も.NETドライバを使用します。※ODBC、OLEDBでの接続も可能です。 IBM Db2 for i(AS/400)やIBM Db2 for z/OS(OS/390)、IBM Db2 LUW(Windows, AIX, Linux, HP/UX, Solaris)への接続ドライバについては、Syniti DRに標準でバンドルされています。 |
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エージェントレス | ○ | × | × |
Syniti DRはリモートでデータベースマシンに接続し、レプリケーションを行うため、データベースマシンにエージェントを導入する必要がありません。 | |||
クロスプラットフォーム対応 | ○ | △ | △ |
Syniti DRはデータベースのOSに依存なく使用できます。例えば、OracleのWindows・Linux・Solaris・HP-UX・AIXいずれも可能です。Db2の場合はWindows・Linux・AIX・AS/400・z/OSいずれも可能です。 | |||
インストールマシン | Syniti DR専用マシンのみ(Windows) | ソース・ターゲットDBマシン両方に必要 | ソフトR専用マシンのみ(Windows) |
Syniti DRは、Windows OS上のアプリケーションとして動作します。別途データベース側にはソフトウェアのインストールは不要です。詳細 ≫ | |||
トランザクションログ参照 | ○ | ○ | × |
Syniti DRでは、データベースのトランザクションログを参照することでテーブルへの変更を検知し、差分レプリケーションを行います。詳細 ≫ | |||
コンサルタント | 不要 | 必要 | 不要 |
設定はすべてGUIから直感的に指定でき、30分ほどで設定は完了します。また、日本語マニュアルもご用意しております。詳細 ≫ | |||
コーディング | 不要 | 必要 | 不要 |
データベースへの接続、テーブル選択、トランザクションログ設定、スケジュール設定など、コーディングすることなくすべてGUIから設定可能です。詳細 ≫ | |||
グループ化レプリケーション | ○ | △ (要コンサルタント) | △ |
大量のレプリケーションジョブがある構成においては、グループ化機能を使用することで、データベースへのセッション数を減らすことができます。また、親子関係のテーブルについても、グループ化を行うことで順序を守ってレプリケーション可能です。詳細 ≫ | |||
エラー管理 | ○ | △ (要コンサルタント) | △ |
Syniti DRでは、GUIからレプリケーションの実行履歴や件数、失敗していた場合にはエラーメッセージなどを確認可能です。Windowsイベントログに出力し、サードパーティ監視ソフトと 連携することも可能です。詳細 ≫ | |||
レプリケーション結果比較 | ○ | △ (要コンサルタント) | △ |
ソースとターゲットテーブルでデータの整合性が取れているかGUI画面から確認可能です。詳細 ≫ | |||
データ変換 | ○ | ○ | ○ |
VBまたはC#を使用して、特定のレコード値を操作することが可能です。例えば、Trim関数を使用した空白除去やData関数を使用した日付自動挿入などが可能です。詳細 ≫ | |||
スクリプトによるカスタマイズ | ○ | ○ | △ |
Syniti DRはVBまたはC#スクリプトを組み込むことで、複雑なレプリケーションを実現できます。例えば、特定の条件時(値が100以上やInsert時のみなど)にのみミラーリングの実行などをスクリプトから指定可能です。詳細 ≫ | |||
API提供 | ○ | ○ | ○ |
Syniti DRでは外部アプリケーションからレプリケーション操作を管理するためにVB、C#、C++のAPIライブラリを公開しています。詳細 ≫ | |||
設定の容易さ | ○ | △ | ○ |
使い慣れたWindowsのGUIから、直感的に操作が可能です。また、大規模な環境においてもレプリケーション一括作成機能を使用することで設定の手間を減らすことが可能です。詳細 ≫ |