Infinioのキャッシュはサーバ上RAM(オプションでフラッシュデバイスも利用可能)を透過的にI/Oストリームに追加します。動的にホットなデータをサーバサイドのメディアに割り当てることで、Infinioはストレージの要件として必要なワークロードのサイズをとても小さくできます。 VMware’s vSphere APIs for I/O Filtering (VAIO) 上に構築され、VMwareストレージスタックを介してアクセラレータI/Oフィルタを通過したリクエストをインターセプトすることで、SANやNASといった共有ストレージだけではなく、ローカルのデータストアに対する高速化にも対応しています。
ストレージポリシーベースの管理(SPBM)で高速化対象とする個別のVMにフィルタを適用
VAIO上に構築されることで、ストレージポリシーベースの管理(SPBM)とも統合されvCenterを介して個別のVMにアクセラレータI/Oフィルタを適用し、高速化を有効にすることができます。
メモリ中心のデザインでパフォーマンスを最適化
InfinioはRAMとフラッシュデバイスまたはSSDをキャッシュリソー スとして使用できます。パフォーマンスを重視する場合、フラッシュに比べ100倍のパフォーマンスを実現可能なRAMが最良の選択であり、 RAMが搭載されていないホストはありません。これによりInfinioはホストに追加のデバイスを導入せずとも、製品に組み込まれた業界最 先端のインライン重複排除技術により、既存のRAMを高効率で活用し、高速化を実現できます。
また、Infinioではホスト内の別のキャッシュ層として永続的なメディア(SSDやフラッシュデバイス)を使用するオプションを提供して います。InfinioのRAMキャッシュから追い出されたコールドデータをこれらの永続的メディアに格納します。これにより、RAMキャッ シュ上のホット・データとは別にサーバサイドの永続的メディア上にウォーム・データが保持されアプリケーションのパフォーマンスを大幅に改善 することが可能です。