概要

本記事では、Veeam Backup & Replication(以後Veeam B&R)によるバックアップ実施時などに、下記のような特定ポートの接続エラーが発生した場合に、問題の切り分けとして手動での接続テストを実施する方法について記載しています。

Failed to connect to the endpoint [<サーバ名 or IPアドレス>:2500].

上記のエラー例の場合、出力しているサーバ or IPアドレスに対する2500ポートを介した接続が失敗しています。

接続テストを実施するにあたり、どのポート番号の通信で失敗しているかも重要となります。
例えば、2500~3300ポートはVeeamデータ転送用のポートとなるので、実際にデータ転送が行われている間のみ、Veeam Agentプロセスに関連付けられるものとなります。そのため、これらのポートに関連する接続テストを実施するためには、原則ターゲットマシン側でリスナーを手動起動させる必要がございます。
61xx、93xx、94xx、10xxxといったポート接続で失敗している場合、これらのポートは通常Veeam関連サービスに関連付けられているものとなるため、接続テストを実施する前にVeeamユーザガイドの通信ポート要件ページを参照し、該当するVeeamサービスが正常に起動しているかどうかも確認してください。

 

手順

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Veeam Vanguard