Veeam ONEに、Veeam Backup & ReplicationまたはVeeam Backup Enterprise Managerを登録すると、バックアップ状況やコンポーネントの監視、キャパシティプランニング、バックアップ構成のアセスメントなどが可能です。

この際の注意点として、バックアップインフラストラクチャに存在するプロキシやリポジトリサーバへの接続に関してもデフォルトでは追加時に指定した認証情報が用いられます。

  • Veeam Backup & Replicationサーバ(Veeam Backup Enterprise Managerを追加した場合)
  • バックアッププロキシ
  • バックアップリポジトリ
  • WANアクセラレータ
  • テープサーバ
  • クラウドゲートウェイ

このため、ドメインユーザを用いることができ、そのユーザで各サーバに接続できるのであれば問題ありませんが、ローカルユーザのみの環境である場合などには、各サーバへの接続を個別に設定する必要が有ります。

この設定自体は、特に難しくなく、Veeam ONE Monitorのインベントリペインで対象のサーバを右クリックし、Connection Settingsから変更することができます。
ただ、この時に使用するユーザアカウントは対象サーバに対するリモートアクセスのための権限構成が実施されている必要があり、最小限の権限で構成しようとした場合、少々手間がありますので、今回はこれを解説していきます。

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