Veeam Backup & Replication v10では、クラウド(オブジェクトストレージ)へのアーカイブ機能が強化されました。今回のブログではVeeamによるオブジェクトストレージへのアーカイブ機能がどのように強化されたのか、どのような手順でオブジェクトストレージへのアーカイブを実施するのかという点についてご紹介します。

Veeamによるオブジェクトストレージへのアーカイブ機能

Veeamが対応しているオブジェクトストレージは下記です。

・Amazon S3 (S3互換含む)

・Microsoft Azure Blob Storage

・IBM Cloud Object Storage.

また、オブジェクトストレージへのアーカイブを行うにはVeeam Enterprise Edition以降が必要となります。

これらのオブジェクトストレージストレージをVeeamサーバに登録することで、当該オブジェクトストレージにバックアップデータをアーカイブすることが可能です。下記のようにリポジトリ(保存先)に一次バックアップしたデータを、オブジェクトストレージにアーカイブする流れとなります。

オブジェクトストレージへのアーカイブ機能自体は、Veeam v9.5でもございましたが、こちらの記事に記載のように、永久増分バックアップなど、バックアップ取得方式によってはアーカイブが対応しておらず、またアーカイブ対象が古い世代のみであったので、DR用途として利用するには不十分なところがありました。

これに対しVeeam v10では、バックアップ方式によらず、新規に作成されたリストアポイントを即座にアーカイブする即時Copyオプションが追加されました。

これにより、一次バックアップ先のストレージ等に何かしらの障害が発生したとしても、同様のデータを保持しているオブジェクトストレージのバックアップデータからリストアすることが可能となるため、RPO要件を満たしつつクラウドを利用したDRが実現できるようになりました。

オブジェクトストレージへのアーカイブ設定手順

クラウドDRを行うための、オブジェクトストレージへのアーカイブ設定手順に関しては、下記3ステップで行います。

1.オブジェクトストレージの登録

2.スケールアウトリポジトリの構成

3.バックアップジョブの設定

以下は、Amazon S3へアーカイブを行う場合の設定例となります。

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