Veeam Backup & Replicationでは物理マシン等にエージェントベースのイメージベースバックアップを提供するVeeam Agentの統合管理機能も提供しています。この統合管理のために対象マシンOSへのアクセスに使用する認証情報は管理者権限を持つユーザアカウントであることを推奨してますが、sudoer アカウントを優先し、「root」アカウントの使用を避けたい場合に、一つ一つの権限を細かく設定することも可能です。本記事では、このような場合に役立つ設定例を紹介しています。

前提条件

  • Veeam Agent for Linux の展開および管理操作のために Veeam Backup and Replication サーバーが使用する Linux ユーザ アカウントには、デフォルトのシェルとして/bin/bashが設定されている必要があります。
  • /etc/sudoers ファイルには、必要な Linux ユーザ アカウントに対して明示的に否定された「requiretty」パラメーターを含む行が含まれている必要があります。
  • アカウントには、「root」権限、またはターゲット Linux マシンで特定のコマンド リストを sudoer として実行する権限が必要です。

Veeam Agent for Linux v5.x/Veeam Backup & Replication v11

SLES 11 SP4の場合の/etc/sudoersファイルの例:

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