Window/Linuxなどの物理環境や、vSphere/Hyper-Vといった仮想環境の保護か可能なバックアップソフトVeeam Backup & Replication。Veeamを使用して、実際にこれらの環境のデータ保護を実施するには、どのマシンを、どの保存先に、どのようなスケジュールでバックアップを行うかといったことを定義した、ジョブを構成することで実施します。
また、各ジョブの実行結果についてメール通知させることもできますので、これによりVeeam管理画面を確認せずとも、日々送信されるジョブ結果についてのメールをチェックするのみで、バックアップが正常に実行されているかどうか、把握することが可能となっております。
ただ、このメール通知は、各ジョブが実行される度に実施される関係から、環境によっては構成されているジョブ数分のメールが日々通知される可能性があり、これにより正常性の確認(各通知メールの確認)に時間がかかり、管理が煩雑なってしまうといったケースも考えられます。

そのため、特に大量のジョブを構成/運用されているユーザ様からは、これらの複数ジョブの結果を単一のメールにまとめて通知させるといったことはできないかといった、お問い合わせをいただくことがございます。
今回のブログでは、これを実現するために、Veeam Enterprise Managerを使用する手法と、Veeam ONEを使用する手法についてご紹介します。
