プライベートクラウドへの道:人とプロセスと技術

クラウドコンピューティングを採用する上で、多くの企業にとってプライベートクラウドから始めることがもっとも理にかなっている。
その際、検討すべき重要課題は以下のとおりである。

1. 人

ITにおいて人ほど重要なものはない。顧客に確かなサービスを提供できる技術・知識をもった人材が重要であると同時に、その人材を最新の技術から遅れさせないための教育も欠かせない。ニーズを正しく理解し的確なソリューションを提供できる心構えも大事である。

2.プロセス

ITはすべてプロセスの上に成り立っている。効率的なプロセスを実現するのがITの役割である。プライベートクラウドを成功させるには、プロセスを見直し、最新技術を有効利用したプロセスに進化させることが大事である。

3.技術

人とプロセスがしっかり整えば、技術はあとからついてくる。ITの力で顧客にサービスを提供し、ビジネスを実現しようとすれば、おのずと必要課題が見えてくる。たとえば、以下の質問が考えられる。

– いかに効率的なサービスを提供するか?
– 顧客の自由とデータセンターにおけるセキュリティのバランスは?
– データの変更をいかにトラックするか?
– 顧客の将来のプランにどのように関わるか?
– コストは?

—————————————————————————————–
(COMPUTERWORLDコラムCloudificationより)

関連する記事