一般的に広く受けいれらるサービス形態でのクラウドコンピューティング(horizontal cloud)が進む中、業界別に縦割りされたクラウドの形式(vertical cloud)がやがて主流になるという予測がある。たとえば、マスメディア、政府関連、医療分野など。
医療分野ではクラウドベースのEHR(医療健康電子記録)ソフトウェアが急成長し、EHR市場は前年比14.2%増の180億ドル規模に達したという報道もある。
世界のSaaS市場が221億ドル規模と言われる中、HERがその大部分を占めているとはにわかに信じがたいが、業界に特化されたクラウドコンピューティングが進んでいることに違いはない。
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(CloudCommonsコラム Vertical Health Clouds – Has Their Time Come?より)