2013/12/12にOracle公式のSQL開発ツール「SQL Developer」の最新バージョン4がリリースされました。
SQL Developerは検証・開発目的で簡単にOracleのSQL管理をすることができる大変便利なツールです。
動作にはJDKが必要ですが、最新版ではJDKが同梱されたものもインストール可能となっています。 また最新版ではJDK7を正式サポートしています。
●ダウンロード
下記からダウンロード可能です。
http://www.oracle.com/technetwork/jp/developer-tools/sql-developer/downloads/index.html
●インストール
インストールは特に必要ありません。ダウンロードしたzipを展開するのみです。起動は「sqldeveloper.exe」から行えます。
起動時に下記のダイアログが表示されます。前バージョンがインストールされている場合は設定を引き継げるようです。
●実際に使用してみる
Oracleへの接続設定画面です。設定はシンプルで、接続先IP、ユーザ名、パスワード、SID名(又はサービス名)ですぐに接続可能です。
SQL Developerの便利なところは、直接IP指定する方法に限らず、tnsnames.oraの接続文字列を選択することでも接続できることです。
接続が完了したところです。ここではローカルのOracleへ接続しています。テーブルデータに限らず、ビュー・トリガー・順序オブジェクト等の管理も行えるようになっています。
これは実際にテーブルデータを表示しているところです。もちろんその場で編集することも可能です。
複数のOracleへ接続して一元管理することももちろん可能となっています。
関連したトピックス
- Teradataを構築してDBMotoでOracle等からTeradataへのリアルタイム・レプリケーション
- SAP HANA から他RDBからのレプリケーション(クライアント準備編、AWSを利用)
- SAP HANA で、他RDBからのレプリケーション(AWS準備編)
- Web UI日本語化でもっと簡単にデータ同期[Gluesync 2.0.9]
- Oracle/MySQL .NET Data Provider接続【リアルタイムレプリケーションツールDBMoto】
- SQL ServerとMySQLリレーショナルデータベースの比較
- Oracle RAC One Node環境を構成してみました ステップ1 Oracle Linux環境の導入
- SAP HANA で、他RDBからのレプリケーション(AWSとDBMotoで検証編)
- [DBMoto]オンプレミスDBからAzure SQL Databaseへレプリケーションによる簡単移行連携
- DBMoto5 FAQ: 2006-7【リアルタイムレプリケーションツールDBMoto】