MySQL トリガーベースのレプリケーションセットアップについて


Syniti(旧DBMoto)では、異種DB間で差分レコードを取得しレプリケーションするための方式として、大きく3つの方式をご用意しています。

今回は、MySQLでトリガー方式を利用する際の手順をご紹介します。
※ MySQL環境にて、シンクロナイゼーションモードを利用する場合、トリガー方式を利用する必要があります
※ MySQL環境においてバイナリログベースでレプリケーションする場合は、こちらの記事を参照してください。

手順としては、まずSynitiのソース/ターゲット接続に登録されたMySQL接続を右クリックし、トランザクションセットアップ > 有効化をクリックします。

トランザクションレプリケーションの有効化ウィザードが起動されるため、次へをクリックします。

トリガー方式を利用するため、Triggersのラジオボタンを選択し、次へをクリックします。

この画面では、トリガーのログテーブルに関する設定を行います。
マスターテーブル項目の右端のボタンをクリックし、どのスキーマにマスターテーブルを生成するか指定します。

この他、保持時間項目にてトリガーによってログテーブルへ書き込まれた変更レコードを保持する時間や、ブロック削除のサイズ項目にて、上記保持時間を経過した変更レコードを単一のSQLクエリで削除する最大単位を指定します。
保持時間については、ソーステーブルに発生するトランザクション量によって、必要に応じて増減させます。

次へをクリックします。

完了ボタンをクリックすることで、トリガーベースのトランザクションセットアップが完了します。

トリガーベースのトランザクションセットアップが完了した後、改めてMySQL接続を右クリック > トランザクションセットアップ > 管理をクリックすると、

トリガーベースのパラメータが確認でき、必要に応じて設定を編集も可能です。

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