Gluesyncの評価手順(Linux版:2025/11/13現在)


Gluesyncの評価を申請すると下記の様なメールが届きます。Download Gluesyncのリンクを開きます。

下記ページにて、Linux環境へインストールする場合はLinuxタブを選択します。そして、評価用のキットごとにIDが割り当てられているため、それを控えて起きます(インストール時や他のツール利用時などにも利用します。)。

そして、Linux ディストリビューション (Fedora, Ubuntu, Debian, CentOS, Red Hat, Amazon Linux)へのインストールであり、Docker等が構成されていない場合、Automated setupの手順に従ってDocker含めインストールが可能です。

Dockerが、すでに構築済みである場合やKubernetesへデプロイする場合には、トライアルキットをダウンロードし、構築済みの環境にデプロイします。

今回はAutomated setupでDocker含めインストールしてみます。インストーラのshスクリプトをLinuxにダウンロードし、実行します。実行する際にはsudo/rootアクセスが必要です。

wget -O gluesync-installer.sh "https://molo17.com/gs-content/utils/docker-installer.sh" 
 sudo chmod +x ./gluesync-installer.sh
 sudo ./gluesync-installer.sh

スクリプトは以下を実行します。

  •  十分な権限があるか確認 (root/sudo が必要です)
  • Linux ディストリビューションを検出
  • Docker Engine と Docker Compose をインストール
  • ディスク容量の問題を防ぐためにログを構成
  • Dockerのインストールを確認
  • Gluesync をインストール(この際にキットのID入力を求められます)

下記はDebian環境での実行例です。

Enterでインストールを続行

Dockerのインストールまで完了し、Gluesyncのセットアップを続行するためにyを入力しEnter、キットIDを入力しEnter

Gluesyncのインストールも完了し、即座に起動する場合はyを入力

起動まで完了すると、Web UIへのURLとデフォルトのパスワードが表示されます。

※利用しているTraefik reverse proxyがDocker 29における最小APIバージョンの引き上げでエラーとなり、Web UIにアクセスできなくなることがあります。この場合、下記URLで紹介されているように、”/etc/docker/daemon.json”で最小APIバージョンを従来の1.24へ変更し、Docker Engineサービスを再起動します。

上記でインストールされたGluesyncのdocker-compose.ymlなどは/opt/gluesync/に配置されており、各コンテナで保持するデータは/opt/gluesync/dataに配置されています。

Web UIにアクセスし、デフォルトのパスワードでログインすると、パスワードの変更が求められるため、変更します。

変更したパスワードでログインし、「新規パイプラインの作成」からデータベースなどに接続するためのエージェントの構成等を実施していきます。

「ソースを追加」を開き、ソースの接続エージェントを構成していきますが、デフォルトの構成では、エージェントのコンテナ自体がデプロイされていません。そのため、ドロップダウンリストから「追加+」をクリックします。

使用したいエージェントを左側のリストから選択し、「>」をクリックします。「検証して進む」クリックすると開発元のリポジトリからエージェントのイメージがダウンロードされ、自動的にデプロイされます。接続エージェントの設定を変更する場合には「エージェントの設定(CPUやRAM割り当てなど)を自分でカスタマイズしたい」にチェックを入れて構成できます。

デプロイが完了したら、その接続エージェントに対してデータベースへの接続情報などを設定します。

ターゲット接続に関しても同様です。

その後はエンティティ(同期するテーブルのマッピング)を構成できます。この時点ですべてのマッピングを構成する必要はなく後から追加も可能です。

最後に設定内容を確認し、完了します。

これで構成は完了です。作成したエンティティの同期を開始できます。

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