帳票ツールの機能の詳細 :EspressReport

帳票ツールは伝票や申請書など、様々な書類を自動的に作成するのに便利です。本記事では、EspressReportを例に帳票ツールの機能をご紹介します。

EspressReport

EspressReportはGUIやJAVA APIから帳票やレポートを簡単に作成できるツールです。作成した帳票の印刷は勿論のこと、PDFやDHTMLなどの様々なファイル形式で出力することが可能です。また、下記の様な便利な機能がございます。

レイアウト調整機能

項目 説明
多様な形式に対応 ファイルへの出力や、印刷時に紙のサイズが可能。(A3、A4、A5、A6、B4、B5、B6、はがき、封筒など)
レイアウト調整機能 印刷時に縦印刷・横印刷選ぶことが可能
フォント調節機能 フォント種類の指定や、カラー、サイズ、位置調整などの設定が可能
チャート作成機能 グラフィカルな図やグラフを作成することが可能

データ配置機能

項目 説明
データコピー機能 レポートデータやレポート内のオブジェクトの複製が可能
複合表作成 サブレポート機能により、レポート内に別レポートを配置することが可能
固定文字列設定 ラベルで固定の文字列で設定することが可能
バーコード設定 必要に応じてバーコードをレポート上に配置することが可能

レポート作成機能

項目 説明
OSXでレポート作成 Xcode上での開発、OSXのクライアントツールでの開発も可能
セキュリティ強化 PDF暗号化が可能
画像切替え機能 レポート内の値によって描画される画像を変更することが可能
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EspressReport ES (ERES) 7.0、Linuxコンテナ技術でRedHat Connect認定

EspressReport ES (ERES) 7.0はDockerを活用したLinuxコンテナ技術をサポートします。

RedHat Linuxでは ERES 7.0はRedHat Connectで認定され、コンテナ・イメージは次のコマンドで利用することができます。

docker pull registry.connect.redhat.com/eres/v70

Linuxコンテナは、コード、ライブラリ、環境変数、設定ファイルなどのすべての必要なファイルを含む確立したイメージから実行される一連のプロセスです。それは、デフォルトではホスト環境から完全に隔離されて実行され、ホスト・ファイルとポートにアクセスするように構成されている場合にのみアクセスします。アプリケーションのすべての依存関係を含むイメージを提供することで、開発からテスト、最終的にはプロダクションに移行する際に、移植性と一貫性があります。

Red Hat (Linux)コンテナについて:
https://www.redhat.com/ja/topics/containers/what-is-docker

ディプロイ方法:

ERES 70コンテナは評価ライセンスでは8080ポートでERESアプリケーションを稼働させます。これによりすばやく簡単にディプロイできます。

1.レジストリからイメージを取得した後、次のdockerコマンドでイメージを開始できます。

docker run -td quadbase/eres70

2. ドッカー・イメージがスタートしたら、次のコマンドを使用してコンテナ情報を検索します。

docker ps –a

3. もし、これが最初のコンテナであれば、IPは172.17.0.2です。稼働するコンテナーIPを確認するドッカー・コマンドです。

docker inspect | grep ‘”IPAddress”‘ | head -n 1

4. ERES 70アプリケーションをWebブラウザでオープンさせます。
http://172.17.0.2:8080/ERES
コンテナIPが172.17.0.2 でなければステップ3に戻ってください。

5. ERESアプリケーション状態を確認するにコンテナ・シェルを入力できます。ログ・ファイルは Tomcat/logs/catalina.out にあります。

稼働するコンテナIDを確認するには:
docker ps –a
実行中のコンテナ・シェルに入力は:
docker exec -it <ContainerId> bash

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データマイニングWebアプリケーションの実現:R言語 PL/R EspressChartの融合

データマイニングテキストマイニングが注目されています。ビッグデータの蓄積、そのデータ活用する意識の高まり、分析手法を活用する事例の増加で、データマイニングのニーズを高待っています。そしてフリーウェアであるR言語などが注目されています。さらに、R言語をRDMS(データベース管理システム)の分析エンジンとし、Webアプリの形でデータマイニングやグラフィックスの機能を提供できれば、適用範囲が広がります。そこで、フリーウェアRDMSのPostgreSQLをR言語と統合し、Web対応のEspressChartを活用して、データマイニング機能やグラフィックス機能を提供できる高品質・高機能なWebアプリケーソンを考察してみます。

(1)R言語は

オープンソースでフリーウェアの統計解析向けプログラミング言語、及びその開発実行環境です。
R言語(参考:Wikipedia)https://ja.wikipedia.org/wiki/R%E8%A8%80%E8%AA%9E

特徴:
・可視化の柔軟性が高い
・統計分析や機械学習などの分析機能が豊富である
・フリーなアドオンパッケージが1,700個以上あり拡張性が高い
・多様なアプリケーションとインターフェースがあり

(2) PL/R:
PostgreSQL用R手続き型言語(R Procedural Language for PostgreSQL)
DBMS環境でR言語の分析機能や可視化機能を呼び出すことが可能

http://www.okadajp.org/RWiki/?R%20%E3%81%A8%20PostgreSQL

(3) PL/Rを用いたチャートWebアプリケーションの実現

構想のWebアプリケーションの構造が下図になります。分析リクエストがSQLスクリプトの形でPostgreSQLに渡されます。PostgreSQLはSQLスクリプトを実行し、その中に埋め込めたPL/Rの関数を実行。さらにPL/R関数の実行により、R言語を呼び出し、分析を行い、分析結果をPostgreSQLに返します。

分析データがPostgreSQLに蓄積され、分析や分析データのやり取りがすべてPostgreSQL環境で処理でききます。これによって他のR言語インターフェースと比べて、処理速度が速いという特長があります。

またPL/RがR言語の呼び出しをPostgreSQL環境で行うためPL/Rがアプリケーションの開発言語に依存しません。

Webアプリケーションの構築にはEspressChartとJavaを使用することができます。

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Espress製品 Ver7日本語適用方法

Espress製品(EspressChart/Reort/Report ES)の最新版7.0にて、日本語化の適用方法をご紹介します。

●日本語化マッピングファイルのダウンロード

以下のドキュメントサイト→「チャート・帳票(レポート)・ダッシュボードソリューション」→「Espress製品日本語化」から「日本語化マッピングファイル.zip」をダウンロードしてください。
https://www.climb.co.jp/soft/documentation/

EspressChart/EspressReportではERES_Language.xmlのみを使用します。
EspressReport ESではERES_Language.xmlCustomization.xmlの両方を使用します。

●EspressChart日本語化適用手順

1. インストールディレクトリにERES_Language.xmlをコピーします。

2. チャートデザイナを日本語化するため、インストールディレクトリ内のdesigner.batをテキストエディタで開き、末尾に以下を追加します。
 -file:ERES_Language.xml -enc:UTF-8
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3. チャートデザイナが日本語化されていることを確認します。
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※インストールディレクトリはWindowsの場合標準ではC:\EspressChartとなります。

●EspressReport日本語化適用手順

1. インストールディレクトリにERES_Language.xmlをコピーします。

2. レポートデザイナ・レポートスケジューラ・EspressManager設定を日本語化するため、インストールディレクトリ内のdesigner.bat・reportscheduler.bat・ManagerConfig.batをそれぞれテキストエディタで開き、いずれも末尾に以下を追加します。
 -file:ERES_Language.xml -enc:UTF-8
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3. レポートデザイナ・レポートスケジューラ・EspressManager設定がそれぞれ日本語化されていることを確認します。
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※インストールディレクトリはWindowsの場合標準ではC:\EspressReportとなります。

●EspressReport ES日本語化適用手順

1. インストールディレクトリにERES_Language.xmlとCustomization.xmlを上書きコピーします。

2. オーガナイザ(webブラウザ経由)を日本語化するため、
インストールディレクトリ内のOrganizer.jspをテキストエディタで開き、<application-desc main-class=”quadbase.reportorganizer.manager.OrganizerClient”>タグ内の最後に以下を追加します。
 <argument>-file:ERES_Language.xml</argument>
 <argument>-enc:UTF-8</argument>

◇注意◇
ERES Ver6.6よりアップグレードを行った場合、ERESOrganizer.jnlpとERESOrganizer.jspが混在し、Webブラウザ経由でオーガナイザーが起動できないことがあります。
その場合、ERESOrganizer.jnlpを削除することにより、日本語表示でオーガナイザーを起動することができます。

3. オーガナイザ(Javaアプレット経由)を日本語化するため、インストールディレクトリ内のERESOrganizer.batをテキストエディタで開き、末尾に以下を追加します。
 -file:ERES_Language.xml -enc:UTF-8
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4. ERESのweb画面全体を日本語化するため、インストールディレクトリ内のindex.jspをテキストエディタで開き、以下のように追加編集します。
・importに quadbase.common.util.internal.LanguageEncoder を追加
LanguageEncoder.load(“ERES_Language.xml”, “UTF-8”); を追加
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5. Webアプリケーションサーバを再起動し、オーガナイザ・ERESのweb画面がそれぞれ日本語化されていることを確認します。

※インストールディレクトリはWindowsの場合標準ではC:\ERESとなります。

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Hadoopのデータをグラフ・ダッシュボードで可視化!EpsressReport ESとの連携

Apache Hadoopは大量のデータを手軽に複数のマシンに分散して処理できるオープンソースのプラットフォームです。Javaで書かれているため、弊社のBIツー「EspressReport ES」(以下ERES)に対応しており、HadoopのデータをERESを介してグラフ化、レポート化、ダッシュボードへの展開が可能です。
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ERESとHadoopを連携するためには以下が必要です。

・ERES本体(Javaが稼働するマシンであればOK)
Hadoop: Apache Hadoopはオープンソースのソフトウェアフレームワークで、汎用サーバーのクラスタ間で大規模なデータセットを分散処理することができます。
更に非常に高度なフォールト・トレランス(耐障害性)とスケーラビリティで、あらゆる種類のデータ、膨大な処理能力、事実上無限の並行タスクやジョブを処理する能力を備えた膨大なストレージを提供します。

Hive: HiveはオリジナルのSQL-on-Hadoopソリューションで、コマンド-ライン・クライアントを含むMySQLの動作、構文、およびインターフェイスをエミュレートします。また、MySQLスタイルのクエリを実行するJavaアプリケーションへ対応するためのJava APIおよびJDBCドライバも含まれています。Hiveは相対的にシンプルで使い易いにもかかわらず、速度が遅く、読み込み専用になっています。

Hadoopによるビッグデータ解析では一般的にJavaを使い、MapReduceの実装をしますが、実際にロジックにするのは結構大変な作業です。
しかしHiveはHDFS上に保存されたデータをテーブルとしてみなすことが可能でHiveQLというSQLライクな言語を使うことで、MapReduceを意識することなく、データを操作することができます。ERESではSQLでデータを操作するため、このHiveが必要となります。

Spark ( Databricksを含む):Apache Sparkは、オープンソースのクラスタ・コンピューティング・フレームワークです。高度な大規模データ処理用の汎用エンジンです。Hadoopの2段階ディスク・ベースのMapReduceパラダイムとは対照的に、Sparkは中間結果をメモリに保持します。そのインメモリ・プリミティブは、特定のアプリケーションで最高100倍のパフォーマンスを提供します。SparkはHadoop, Mesos,スタンドアローン、クラウドで稼働します。HDFS、Cassandra、HBase、S3などのさまざまなデータソースにアクセスできます。

ERESからHadoopへ接続する際の設定画面です。基本的には接続に必要なIPアドレス、ポート、データベース名です。
Hadoopデータソースへの接続は簡単に設定できます。HiveとSparkを含む設定は必要です。 この構成をサポートするJDBCドライブは、Espress製品にバンドルされています。 データ・レジストリでHadoopデータソースを選択し、ドライバとURLを次の形式で指定します。
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JDBCドライバクラス名:
org.apache.hive.jdbc.HiveDriver(Sparkを使用しない場合)
com.cloudera.hive.jdbc4.HS2Driver(Sparkを使用する場合)
URL:jdbc:hive2://<サーバ名>:<ポート>/<DB名>

以下のようにERESでHadoopのデータをダッシュボード化することができます。
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ここではERESでのHadoopの可視化を紹介していますが、他のEspressシリーズでも同様な可視化が可能です。

(注)HiveQL:Hiveは,HDFS上のデータをHiveQLと呼ばれるSQLライクなクエリ言語で処理できるようにしたもので,CDHにも含まれています。 HiveQLで記述した命令が,自動でMapReduceに変換されるため,ユーザ自身がMapReduceジョブプログラムを記述する必要がなく,データ解析が簡便に行えます。

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EspressReport PDF Server:主な機能(追記編:Part2)

EspressReport PDF Server はレポート・エンジンのEspressReportを活用したエンタープライズ型PDFアウトプット・ソリューションです。

PDFをサポートする主なEspressReport機能 追記編(Part2)を紹介します:

EspressReport PDF Serverの主な機能概要編(Part 1)はこちこち

PDFレポートのエクスポート
PDFフォントマッピング
ドリルダウンのサポート
メール配信オプション
回転(Rotation)

PDFレポートのエクスポート:

目的のエクスポート形式としてPDFを選択すると、新しいPDFファイルのファイル名と場所を入力するよう求められます。PDF形式はイメージをサポートしているため、エクスポートによって作成されたファイルはありません。

PDFフォントマッピング
EspressReportでは、システム上の任意のフォントをレポート用に使用できます。 ほとんどの書式設定されたエクスポート(DHTML /リッチテキスト/ Excel/Excel 2007)のシステムフォントは、生成された出力で自動的に翻訳されます(リッチテキストとExcel/Excel 2007の場合、フォントが見つからない場合はデフォルトでArialになります)。ただし、PDFの場合は、レポートで使用する任意のシステムフォントに対して.ttf(TrueTypeフォント).ttc(TrueTypeコレクション)、.pfb、または.afmファイルを手動で指定する必要があります。

PDFエクスポートのフォントマッピングを設定するには、OptionメニューからFont Mappingを選択します。これにより、フォントファイルを指定できるダイアログが表示されます。

・Font Mapping(フォント・マッピング)ダイアログ

フォントとスタイルの組み合わせごとに、特定の.ttf、.ttc、.pfb、または.afmファイルを選択できます。フルパスを入力するか、フォントファイルを参照することができます。.ttcファイルを使用している場合は、指定したボックスにフォントインデックスを指定する必要があります(.ttcファイルには複数のフォントが含まれています)。正しいファイルを指定したら、Addボタンをクリックしてマッピングをリストに保存します。既存のマッピングを編集または削除するには、リスト内でそれらを選択し、該当するボタンをクリックします。

・PDFフォントマッピングインポート/エクスポート:
インポート/エクスポート機能を使用して、あるレポートから別のレポートにフォントマッピングを渡すことができます。フォントマッピングをエクスポートするには、フォントマッピングダイアログのExportボタンをクリックします。これにより、ファイル名を指定するダイアログボックスが表示されます。フォントマッピングはXMLファイルとして保存されます。ダイアログからImportオプションを選択すると、フォントマッピングXMLファイルを読み込むことができます。これにより、インポートするXMLファイルを指定するダイアログボックスが表示されます。OKボタンをクリックすると、XMLファイルに保存されているマッピングが現在のレポートに適用されます。

ドリルダウンのサポート:

ドリルダウンレポートは任意の形式にエクスポートできます。ただし、DHTMLおよびPDF形式のみがドリルダウン機能を保持できます(複数値のドリルダウンレポートではDHTMLのみがサポートされます)。

DesignerからDHTML/PDFにエクスポートすると、ドリルダウンサーブレットの場所を指定するダイアログが表示されます。

メール配信オプション:
スケジュールの設定が完了すると、レポートを電子メールでユーザに配信するための2つのタブ付きダイアログが表示されます。

スケジュールされたレポートを電子メールで送信するには、3つの方法があります。生成されたレポートを電子メールの添付ファイルとして送信したり、生成されたレポートへのリンクを送信したり、レポートを電子メールで送信することができます(このオプションはDHTMLエクスポートでのみ使用できます)。

回転(Rotation):

ラベル、数式、列ヘッダー、列フィールドなどのテキスト要素は、時計回りまたは反時計回りに90度回転できます。要素を回転させるには2つの方法を準備。

テキスト回転は、DHTML、PDF、XSLX、およびXLSエクスポート形式でのみ使用できます。

EspressReportのAPIを使用してPDF/Excel形式のレポートを簡単にダウンロード可能なWebシステムを構築可能について

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Espressシリーズ Ver7.0 update 2 リリースノート

Espress製品(EspressChart/Reort/Report ES/Dashboard)の最新版7.0 update 2での修正内容です。

■ ダッシュボードのサウンドアラート機能
■ ダッシュボードのアラートポップアップメッセージ機能
■ レポートデザイナーにて、「データのないレポートを保存する」機能追加
■ クイックデザイナーチャートに3Dチャート軸スケーリングを追加
■ LDAP互換性の改善
■ TomcatでEspressReportとEspressChartを展開するJava Web Start テクノロジの実装
■ レポートビューアにてクロスサイトスクリプティングによるセキュリティ問題の修正
■ BigIntegerのデータ型にて複数値を持つ際の問題を修正
■ レスポンスダッシュボードでいくつかのGUIバグを修正
■ その他いくつかのバク修正

Ver 7新機能③ ユーザビリティの改善! !

先日公開されたERESの最新バージョン7ですが、
前回の記事以外にもいくつかの細かい改善があります。

◆オンラインマップ機能

Quick DesignerとMap Designer、Online Mapsのスタートページにて、
各マップやデザイナーの使用方法についてダイアグラム形式で確認することが可能です。
これにより、新規のユーザや操作に慣れていないユーザにも使いやすく、またイメージしやすくなりました。

◆チャートタイプの変更

Dashboard Builderのプレビュー画面にて、チャートタイプの変更が可能になりました。
プレビュー画面にて、作成中のグラフに最適なチャートタイプを試しながら、確認することが可能です。
チャートタイプを変更したグラフはエクスポートすることもでき、
チャートタイプごとにグラフを新規作成する手間がなくなります。

◆データマッピングの高機能化、見える化

Quick Designer chartsにて、データソース選択後のマッピングが簡単になりました。

常にプレビュー画面の左側に、Chart Mapping画面が表示されます。
2次元、3次元とチャートタイプを選択し、データマッピングを行うことで、
簡単にチャートを作成することができます。

作成されたチャートは右側に、またこのチャートに対して使用することが可能なアイコンが上側に表示され、ユーザはすぐにチャートを編集することが可能です。

また、チャートのパラメーターをワンクリックで修正することもできます。
これによって、再度チャートを再作成する必要なく、パラメーターを変更できます。

詳細については、こちらをご確認ください。

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Ver7 新機能 ② モバイル環境への表示に適した「Responsive Dashboard」

ERES Ver7より、Dashnoard Builderの新機能として「Responsive Dashboard」が追加されました。

ユーザが使用するモバイル端末やBYOD環境に合わせて、表示を最適化し、BYODにおける業務の効率化を図ることが可能です。
Dashboard作成の際に自由に表示画面幅を設定できるため、画面幅に収まりきらなかった表示を最適化できます。

Responsive Dashboardの作成
Responsive Dashboardを作成するには、ツールバーから「New Responsive Dashboard」をクリックします。

表示を最適化させたい範囲を指定するために、境界線をドラッグして範囲指定を行います。
以下の画像の場合、左側のDashboardと表記されているスペースが、実際にモバイル端末等に表示される範囲となります。

既に作成済みのDashboardの場合も、Responsive Dashboard機能を使用すると以下のように指定した範囲に即した表示が自動的に行われます。

また、表示されているチャート、レポート、マップはスペースが許す限り手動で調節することも可能です。

詳細な情報はこちらのガイドをご確認ください。

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Ver.7新機能 ① ヒートマップ機能でデータの密度も一目瞭然!

先日、ERESの最新バージョン7が公開されました。
今回はその新機能の1つ、「ヒートマップ」について紹介します。

ヒートマップはオンラインマップ機能に追加された新たな機能です。
この機能により、データの密度を簡単に可視化することができます。

データソースのカラム値に応じてマップポイントを異なる色で表示することができ、
TransitionThresholdいう2種類のヒートマップによって要件に合わせたマップが作成できます。

◇ヒートマップの作成方法

オンラインマップのリボンの中から「ヒートマップの設定」を選択します。

「Enable Heatmap」にチェックを入れます。

Transition ヒートマップの作成

「Transition」を選択し、「Heatmap Column」からマッピングするための値を取得するカラムを選択します。

「Aggregation」にて、選択されたカラムの最大値と最小値を指定し、グラデーションを選択し、「Apply」にてヒートマップ設定を適用します。

Threshold ヒートマップの作成

「Threshold」を選択し、「Heatmap Column」からマッピングするための値を取得するカラムを選択します。

「Add」を選択し、境界値を入力するための「Add Threshold」ダイアログを表示します。

「Add Threshold」ダイアログにて境界値を入力、またはドロップダウンリストから選択し、「OK」をクリックします。

その後、設定する境界値の数だけ追加を行い、色の変更を行う場合は、色の表示をクリックし変更を行います。

「Apply」を選択し、ヒートマップ設定を適用します。

作成したヒートマップは「Enable Heatmap」オプションのチェックボックスにて有効化、無効化することが可能です。

詳細な情報はこちらのガイドをご確認ください。

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