弊社取り扱い製品の異種データベース間リアルタイムレプリケーションツール「DBMoto」は、
Windowsマシン上にインストールしますが、
これは物理マシンはもちろんのこと、ESX(i)上のVM(仮想マシン)でももちろんOKです。
P2V化(Physical to Virtual、物理環境から仮想環境への移行)が急速に進んでおり、
仮想環境のニーズが非常に高まっています。
しかし、仮想環境はコスト削減等のメリットがある反面、運用コストが増大するというデメリットがあります。
このデメリットを解消するために、仮想マシンのバックアップを考慮する必要があります。
そこで、弊社取り扱い製品「Veeam Backip & Replication」の登場です。
Veeam Backup & Replicationは、ESX(i)に特化した仮想マシンのバックアップとレプリケーション機能を統合したツールです。
今回はDBMoto+Veeamの検証として、仮想マシン上にDBMotoをインストールし、
データベースのレプリケーションの真っ最中にVeeam Backup & Replicationでバックアップを取得し、
正しくリストアできているかどうかを確認しました。
■検証手順
1. Windows仮想マシン上でDBMotoのサービス起動
2. 複製元データベースに対して断続的にトランザクションを発生させる
3. トランザクションを発生させている最中にVeeamでバックアップを実行
(あらかじめフルバックアップ済みだったので、ここでは差分バックアップを実施)
4. Veeamでのバックアップが完了後、データーベースに対するトランザクション発生処理を停止
5. ここでDBMotoのトランザクションIDとタイムスタンプを確認
※タイムスタンプがトランザクション発生処理を停止した日時であることを確認
6. Veeamでバックアップしたところまでリストア
7. ここでDBMotoのトランザクションIDとタイムスタンプを確認
※タイムスタンプがバックアップを取得した日時であることを確認
結果、正しくリストアされていることを確認できました。
実際の運用時には、別途データベースのトランザクションを考慮する必要はあります。

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