レプリケーションの設定から処理までの流れ【リアルタイムレプリケーションツールDBMoto】


DBMotoはDBへの接続設定とレプリケーション定義の設定を行い、レプリケーションプロセスを実行することでレプリケーションを行います。ここでは設定の流れについて紹介いたします。

1.ソース(複製元)DBへの接続設定

  • 接続先情報の設定(IPアドレス・ユーザ名・パスワード等)
  • レプリケーション対象テーブルの選択
  • トランザクションログの参照設定

2. ターゲット(複製先)DBへの接続設定

  • 接続先情報の設定(IPアドレス・ユーザ名・パスワード等)
  • レプリケーション対象テーブルの選択
  • トランザクションログの参照設定
  • 必要に応じてテーブルの新規作成

3. レプリケーション定義の設定

  • レプリケーション方式の選択(片方向か双方向か)
  • テーブル・フィールドのマッピング設定
  • スケジュールの設定

※上記1~3の設定情報はすべてメタデータとして管理されます。メタデータは必要に応じてバックアップやリストアすることも可能です。また、メタデータはデフォルトではDBMotoマシンにSQL Server CE形式で保存されますが、リモートのDBに保存することも可能です。

4. レプリケーションプロセスの実行

アプリケーションとして実行することも、Windowsサービスとして実行することも可能です。

5. 初期レプリケーション(リフレッシュ)

  1. ソースDBのテーブルの全レコードを参照してselectでスキャン
  2. insertのSQLを生成し、ターゲットDBのテーブルへ転送

6. 差分レプリケーション(ミラーリング)

  1. ソースDBのトランザクションログを参照して新しいトランザクションを感知
    ⇒デフォルトで60秒周期で確認(変更可能)
  2. insert/update/deleteのSQLを生成し、ターゲットDBのテーブルへ転送
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