仮想化でのパフォーマンス・チャートでの仮想マシン・ネットワーク・パフォーマンス問題の追跡


よく聞かれる質問:Windows2008で稼働するアプリケーションをvSphere 5.1環境に移行したら、パフォーマンスは改善したがタイムアウト問題が発生した。プロトコール・アナライザーで確認したらサーバがアプリケーションにリセット・フラグを発行していた。どうすればいいのか!?

ネットワーク・パフォーマンス問題が起きた時にトラブルの原因がどこにあるのかを見極めるのは非常に困難です。特に仮想インフラは高度に複雑化した時はさらに厄介です。ユーザのシステムを深く調査無しでは正確な回答を出すことは難しいです。トラブルシュートが必要になります。しかしシステムを検証するために必要なツールとタイムアウトを診断する簡易ツールがあります。

最初はVMwareクライアントからホストとVMのネットワーク統計を分析するためのパフォーマンス・カウンターを使用します。下記のスクリーンショットのPerformanceタブはロスト・パケットを表示していますが、パケットを故意にロストさせることは難しく、どのように起こっっているかを見極めます、ネットワーク問題やvmkernelがオーバーロードした時にパケットはドロップしてしまいます。
sVMWare_esxistats_sm
図1

統計(スタティックス)を設定するには送信・受信の両方のパケットがドロップした時にリアルタイムなネットワーク・カウンターが表示できるようにユーザのESXiのチャート・オプションをコンフィグレーションします。

sVMWare_esxistatsconfig_sm
図2

さらにIPアドレスの重複なども確認し、物理的な問題を排除するために別の物理ネットワーク・インターフェースを使用してみることも手段です。

それでもまだ解明できないようであれば、Veeam ONEのようなサードパーティの監視ツールを使用してみることも次の手段になります。

出所:SerchaVMware.com

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