DBMotoレプリケーションに必要なAS/400ユーザ権限


【2024/02/26 記事改訂】

DBMotoで使用するAS/400ユーザに必要な権限は下記の通りです。
ユーザ名を「DBMOTO」とした場合の例となります。

●ミラーリング複製元ソース用

// ユーザ作成
CRTUSRPRF USRPRF(DBMOTO) PASSWORD(DBMOTO)

// テーブルの参照権限
GRTOBJAUT OBJ(ライブラリ名/テーブル名) OBJTYPE(*FILE) USER(DBMOTO) AUT(*USE)

// ジャーナルの参照権限
GRTOBJAUT OBJ(ライブラリ名/ジャーナル名) OBJTYPE(*JRN) USER(DBMOTO) AUT(*ALL)

// ジャーナルレシーバの参照権限
GRTOBJAUT OBJ(ライブラリ名/ジャーナルレシーバ名) OBJTYPE(*JRNRCV) USER(DBMOTO) AUT(*ALL)

※テーブル名・ジャーナル名・ジャーナルレシーバ名は*ALLでも代用可能です。この場合は対象がすべてとなります。

【注意】
GRTOBJAUTコマンドを使用しての権限の変更には、コマンドにてオブジェクトに排他ロックをかける必要があり、オブジェクトの使用中は変更を実行できません。この影響を回避するため、GRTOBJAUTを使用する際はQINTER系のサブシステム停止後等サインオンユーザーが使用しない時間帯、及びバッチジョブ実行時間帯以外のタイミングで実施するようスケジュールを考慮する必要があります。

●ミラーリング複製先ターゲット用

// ユーザ作成
CRTUSRPRF USRPRF(DBMOTO) PASSWORD(DBMOTO)

// テーブルの参照・編集権限
GRTOBJAUT OBJ(ライブラリ名/テーブル名) OBJTYPE(*FILE) USER(DBMOTO) AUT(*ALL)

※テーブル名・ジャーナル名は*ALLでも代用可能です。この場合は対象がすべてとなります。

●ジャーナル参照用プロシージャ配置時に必要なユーザ権限

DBMoto初回設定時のみ、AS/400のジャーナル参照用プロシージャの配置が必要で、その際には 下記の権限が別途必要となります。(配置後は不要です)
作業時はレプリケーション用ユーザとは別ユーザでも全く問題ありません。
CHGUSRPRF USRPRF(ユーザ名) USRCLS(*SECOFR) SPCAUT(*SAVSYS *ALLOBJ)

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