<新機能>Windowsクラスタリング、Oracle Rac対応【リアルタイムレプリケーションツールDBMoto】


DBMoto7ではWindows Serverのクラスタリング、及びOracle Racを正式サポートしています。
ここではWindowsクラスタの設定手順について説明します。

▼前提条件
・Windows Serverクラスタリング構築が済んでいること

・metadata保存用のDBクラスタリング構築が済んでいること

▼DBMotoインストール

Windowsクラスタリングを構築しているマシン1とマシン2にDBMotoをインストールします。
注意点として、「DB Replocator」のサービスも必ずインストールしておく必要があります。

▼DBMoto設定

○マシン1
1. 新規でmetadataを作成します。
2. metadataの接続先はクラスタ構築済みのSQL Serverとします。
3. ソース・ターゲット・レプリケーションの設定を行います。
4. レプリケーションが正しく行われることを確認します。
5. DBMoto Server AgentのサービスはON、Data ReplocatorのサービスはOFFにしておきます。

○マシン2

1. 新規でmetadataを作成します。
2. metadataの接続先はクラスタ構築済みのSQL Serverとします。
3. マシン1で設定した情報を読み込めていることを確認します。
4. DBMoto Server AgentのサービスはON、Data ReplocatorのサービスはOFFにしておきます。
5. DBMoto Management Centerを閉じておきます。

▼DBMotoクラスタ設定

フェールオーバークラスタマネージャーにて、サービスとアプリケーションに登録されているSQL Serverに対し、DBMotoのData Replicatorを追加で登録します。
このとき、必ずSQL Serverの各サービスが起動した後にDBMotoのData Replucatorが起動するように設定しておきます。
また、Data ReplicatorとSQL Serverの各リソースをマシン1にてオンラインとしておきます。

▼DBMotoクラスタ動作確認

1. マシン1にてレプリケーションをあらかじめ実行しておきます。
2. Hyper-Vマネージャーにて、マシン1を一時停止状態にします。
(障害を想定させるための動作です)
3. マシン2にて、SQL Serverのサービス・DBMotoのサービスがそれぞれ立ち上がることを確認します。
4. レプリケーションが継続されていることを確認します。

以上でDBMotoのクラスタリング構築は完了です。

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