マップ・デザイン・サポート:Googleマップ編【エンタープライズ型チャート・帳票ツールEspressReportES】


EspressReport ES (ERES)とEspressDashboard(EDAB)ではチャートとレポートに加えてGoogle マップとSVGマップの2タイプのマップをサポートします。Googleマップは高品質の衛星画像を使用し、広いズーム範囲が可能で、世界規模の表示が可能です。レポート内に地理的な情報が必要なレポートはマップを使用することができます。一方、SVGマップは広いズーム範囲はありません。基本的には地理的または空間的ベースでのデータ比較を簡単に確認できるようにデザインされています。SVGマップの領域はそれぞれの分野のデータ値の範囲差を示すためにカラー・コード化が可能です。

A. Googleマップ
一度、ERES/EDABにライセンス・キーをインストールすることによりGoogleマップの表示が可能になります。マップ上の指定したデータ・ポイントを表示するには経度と緯度の座標が必要です。ERES/EDAB Googleマップでは座標ファイルによりこの情報は手供されます。

1. 座標ファイル
座標ファイルを作成するためには最初にデータ・ファイルを選択する必要があります。座標ファイルは3つの手法の1つで作成することができます。(1)データ・ソースから、(2)ジオコーディング、または(3)マニュアル。座標ファイルは経度と緯度の各ペアーの位置IDからのレコードで構成されています。ポイントIDは単一フィールド、または複数フィールドです。
例:”Chicago”, “IL”, “-87.624333”, “41.879535”, (都市、州、経度、緯度)

2.Googleマップの作成
Googleマップの作成はチャート/レポート作成時にデータ・ソースを選択します。データはポイントIDに適応したフィールドを持つ必要があります。ユーザは位置マッピングを設定します。例:データ・ソースのフィールドを座標ファイルのポイントIDフィールドへ。

3. Tool Tip Report/Chart

位置マッピング設定でGoogleマップはマップのデータ・ソースの各レコードの表示情報を確認しています。しかしマップ上で適切なレポーティング・情報を表示させるには、ユーザはtool tip (ツール・チップ) report/chartを追加する必要があります。

マップ・デザイナー(map designer)のツール・バーのツール・チップ・アイコンをクリックすることでQuickDesignerが表示されます。

マップ上でポイントIDを持った位置を示すバブル・アイコンにマウスを重ねた時に作成したレポート/チャートが表示されます。

4.ドリルダウン
ERES/EDAB Googleマップはツール・チップ・バブルから他のレポート、チャート、マップへのドリルダウンが可能です。

ツール・バーのドリルダウン・アイコンをクリックすることで、ドリルダウンを設定することができるテンプレートを表示するダイアログがポップアップされます。ドリルダウンに選択したテンプレートはマップのポイントIDと適合するパラメータを所有している必要があります。

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