EspressChart Ver5.4の新機能詳細【Javaチャート・グラフ作成ツールEspressChart】


(1)SOAPデータソース
EspressChartバージョン5.4ではSOAP(Simple Object Access Protocol)のデータソースをサポート可能で、SOAPを使用したデータベースのデータを取得することが可能になります。SOAPデータソースはXMLデータソースとまったく同じですが、XMLファイルをローカル・システムから読取のではなく、SOAPメッセージのHTTPを経て転送されます。
SOAPを使用してWebサービスに接続するためには、サービスをアプリケーションサーバーに配置する必要があります。EspressChartはサンプルSOAPサービスを提供していますので、使用することができます。サービスはアクティブになったら、サーバーURL、サービスルックアップ名、メソッドルックアップ名を記入して、接続が可能になります。

※SOAPデータソースの詳細に関しては、EspressChart5.4.Xユーザガイドをご参照ください。

(2)パラメータ用の日付変数 
「Date Variable」の機能で日付パラメータの値を簡単に設定することができます。
この機能は「パラメータはデータベースカラム・ファンクションにマップされていない、またはパラメータのデータタイプが日付・時間となっている場合」のみ提供されています。

(3)データベースファンクションにパラメータ値をマップ
パラメータ値をデータベースファンクションにマップすることができます。マップすると、コンボボックスにある色々なパラメータ用の機能(substring ,datediff ,stddev等)を選択することができます。

(4)カスタムレジェンドにおけるシンボルサイズの変更
シンボルサイズはカスタムレジェンドと共に自動的にリサイズすることが可能になります。

結果:

(5)チャートのグラデーション (chart w/gradients)
チャートのデータポイント、背景、画質を高めるために、色のグラデーションを設定することができます。

(6)2Dチャートへの3Dシェーディングエッフェック
この新しいシェーディング特徴で、2Dチャートの画質・深さを高めます。

(7)レジェンドのリンク
チャートのレジェン・ドオブジェクトにハイパーリンクを設定することができます。

(8)ダイアルチャートオプションの追加機能
ダイアル・チャートの画質を高めるための新機能オプションが提供されています。

(9)オーバレイチャートの強化
オーバレイチャートでの軸のステップインターバルを調整することができます。オーバレイチャートのオプションダイアログでデータシリーズに使用するチャートタイプを選択することもできます。カラム、エリア、ラインというチャートタイプが提供されています。シリーズのエレメントの非表示・表示設定も可能です。

(10)チャートとテキストのアンチエイリアシング(anti-alias)
EspressChart バージョン5.4ではアンチエイリアス(anti-alias)の設定は「チャートのみ(Chart Only)」のオプションが追加されました。

(11)ネガティブトップラベル(Negative Top Label)の色設定
ポシティブとネガティブ値(Positive and Negative Values)により、色を設定することができます。

(12)パイチャートの強化
パイチャートのセクタの閾値を指定し、パイチャートのスライス(slice)の色を設定することができます。

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