EspressChart・Report・Report ES・Dashboardライセンス登録手順

Java対応グラフ、レポート、ダッシュボードの各製品EspressChart・EspressReport・EspressReport ES・EspressDashboardのライセンス登録手順についてです。

●インターネットに接続できる環境の場合

  1. インストール時に下記の画面が表示されますので、情報を入力します。
  • License Key: お手元のライセンスキー
  • Host Name or IP Address: 稼働マシンのホスト名又は固定IPアドレス
  1. 自動的にインターネット経由でライセンス生成が行われます。
  2. インストール完了後、そのまま製品版としてお使いいただけます。

●インターネットに接続できない環境の場合

  1. インストール時は評価版としてインストールします。
  1. 下記URLからライセンス登録サイトにアクセスします。
    https://www.quadbase.com/license-registration

※もし、以下のように登録画面が正常に表示されない場合は、ポート:8444への接続がブロックされている可能性がありますので、ご確認ください。(ブラウザによってエラー内容が異なります。)

  1. 以下の通り情報を入力します。
  • Version: バージョンが6.3以下の場合「6.3 or Lower」、6.6以上の場合「6.6 or Higher」
  • License Key: お手元のライセンスキー
  • Host Name/IP Address: 稼働マシンのホスト名又は固定IPアドレス
  • (IPアドレスが複数ある場合はホスト名を推奨します。)
  1. Register ボタンを押下します。
  2. 入力情報に問題がない場合、「qblicense.jar」というファイルがダウンロードできます。これがライセンスファイルとなります。
  3. 評価版用の qblicense.jar と置き換えてください。
  4. その後、Webアプリケーションサーバの再起動をお願いいたします。

なお既存の qblicense.jarは通常下記のインストールディレクトリに存在します。

  • EspressChart・EspressReportの場合:/lib/
  • EspressReport ES・EspressDashboardの場合:/lib/ と/WEB-INF/lib/

(注)社内のセキィリティが強い場合、qblicense.jarをダウンロードできない場合があります。

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EspressReport ES 事例紹介: Online Computing, Inc.


米国、テネシー州ナッシュビルに本拠地を構えるERPソフトウェア・ソリューション会社、Online Computing (www.olcinc.com) は自社のクラウド・ベースのアプリケーションに簡単に統合できるレポート・ソリューションを探していました。さらにそれはユーザがレポートを編集し、さらに負荷が少なくレポートをカスタム化できる必要がありました。また、多くのユーザはダッシュボード機能、Excel, PDF等の幅広いレポート出力を求めていました。

数ヶ月かけていくつかのレポート・ソリューションが評価されました。そのほとんどが非常に複雑であるか、インプリメントとトレーニングには非常に高価なものでした。

EspressReport Enterprise Server (ERES) はすでに2年以上、Online ComputingのBIソリューションのMasterToolsのレポーティング・ツールとして利用されています。それによりOnline Computingのユーザは使い慣れたフォーマットでアプリケーションの選択基準とオプションを入力することができます。そしてレポートが要求れた時に、ユーザの選択基準とオプションを使用したレポートのクアリとパラメータでJavaプログラムがバックエンドで実行されて、指定されたレポートとチャートが高速で生成されます。

Online Computingでは予め600以上のERESを使用したレポートとチャートを準備し、さらにその数は随時増強されています。そしてOnline Computingはユーザのニーズを満たすようにカスタムなレポートとダッシュボードでユーザをサポートしています。

iPhone, iPad, Android, Windows Phoneからのアクセスもサポート

EspressDashboardとEspressReport ESは、Androidブラウザ・Safariブラウザ・IE Mobileブラウザに対する強力なサポートにより、iPhone・iPad・Android・Windows Phoneなどの各スマートフォン(スマフォ)からのアクセスをサポートします。

デバイス・ユーザはいつでも、どこでも企業での重要な情報にスマートフォンからアクセスし、チャート・レポート・ダッシュボードの閲覧が可能です。アプリケーションソフトをダウンロードしてインストールする必要もありません。モバイル・ブラウザを使用することで、すぐにアクセスし、活用可能です。エンド・ツー・エンドのセキュリティにより正確な情報を、正確なユーザに、正確な時間に配信することができます。
サーバからフィルタ条件にマッチする適切なデータのみ配信されます。それによりワイアレス・ネットワーク負荷を軽減することができます。

●スマートフォンからのアクセスイメージ

トップページへアクセスし、ログインします。
ログインユーザはPCからEspressReport ES/EspressDashboardの管理画面より作成可能で、デザイナ権限(チャートやレポートやダッシュボードの作成と閲覧が可能)かビューワ権限(チャートやレポートやダッシュボードの閲覧のみ可能)を設定できますが、スマートフォンからのアクセス時は常にビューワ権限扱い(閲覧のみ可能)となります。

既に作成済みのチャート・レポート・ダッシュボード一覧名がプロジェクト単位で表示されます。閲覧したい名前をタッチすることで実際にチャート・レポート・ダッシュボードを表示可能です。またこれらのページは直接JSPやHTML・CSSの修正でオリジナルの物に変更することも可能です。

実際にスマートフォンからダッシュボードを閲覧しているイメージです。

豊富な3Dチャートを、2Dチャート同様にサポート

EspressChartでは2Dチャート同様に、様々な形式の3Dチャートが作成可能です。作成したチャートには透過性、グラデーションを設定してグラフィカルなチャートの作成が可能です。

※EspressChartのデザイナー画面(チャート作成画面)ではチャート作成時にチャートの表示形式を簡単に2Dから3Dに切り替え可能です。

①オプションの「Type」から「3Dchart」をクリックします。

②3Dでチャートを表示します。

■EspreChartで作成した3Dチャートの表示サンプル

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EspressChartのAPIを使用しての特定の範囲の部分へのライン表示方法【Javaチャート・グラフ作成ツールEspressChart】

EspressChartのAPIを使用して任意の特定の範囲の部分にラインを表示するプログラムのサンプルを紹介します。

■コードサンプル

ITrendLine tr4 = hDataLines.newTrendLine(ITrendLine.VERTICAL_LINE, 4, “”);
※作成するラインの番号

tr4.setColor(Color.blue);
※ラインの色を指定

tr4.setThickness(1);
※ラインの太さを指定

tr4.setTitleVisibleInLegend(false); // don’t show title on legend
※ラインの情報を凡例として表示(今回このオプションは無効にしています)

tr4.setLineValue(4.5); // vertical line in Tom
※ラインの表示位置

■表示サンプル

EspressChartのAPIを使用してのラベルの表示位置の調整方法【Javaチャート・グラフ作成ツールEspressChart】

EspressChartのAPIを使用して任意の値のラベルを指定した位置に表示するプログラムのコードサンプルを紹介します。

■コードサンプル
下記のコードで処理を行っております。

IAnnotationSet set = chart.gethAnnotations();

String[] text = {“New Legend”, “Hello World”, “ABC”, “I got It”};
※表示するラベルの内容

Color[] color = {Color.red, Color.black, Color.blue, Color.white};
※表示するラベルの色

IAnnotation anno = set.newAnnotation(text, null, color, null);
anno.setFont(new Font(“Dialog”,Font.PLAIN,12));
Point_2D position = new Point_2D((float).6, (float).5);
anno.setRelativePosition(position);
set.addAnnotation(anno);

■表示サンプル

デザイナー画面から任意の値のラベルを追加方法【Javaチャート・グラフ作成ツールEspressChart】

EspressChartのデザイナー画面からの任意の値のラベルの追加手順を紹介します。

①デザイナー画面でチャートを右クリックして「Insert Text」をクリックします。

②表示したいラベルの文字を入力します。

③入力した文字でラベルが表示されます。
※ラベルはドラック&ドロップで移動できます。

Espressシリーズの製品日本語化マッピングファイルの最新版をアップしました

・EspressChart(グラフ・チャート作成ツール)
・EspressReport(レポート・帳票作成ツール)
・EspressDashboard(ダッシュボード作成・公開ツール)
・EspressReport ES(エンタープライズ向けレポート・帳票作成・公開ツール)

の各製品ツールはデフォルトでは英語表示ですが、日本語化マッピングファイルを適用することで、製品ツールのメニュー等が日本語化されます。

マッピングファイルと日本語化手順書は以下よりダウンロード可能です。
※技術資料>Espressシリーズ日本語化
//www.climb.co.jp/soft/documentation/

●EspressChartのチャートデザイナを日本語化した際のイメージ

●EspressReportのレポートデザイナを日本語化した際のイメージ

●EspressDashboard・EspressReport ESのオーガナイザーを日本語化した際のイメージ

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グラフや凡例のシンボル(マーカー)の種類とサイズ指定【Javaチャート・グラフ作成ツールEspressChart】

EspressChartで使用するグラフにはシンボル(マーカー)を設定可能です。凡例と連動することもできます。

以下は折れ線グラフで凡例を使用している例です。

■シンボル(マーカー)のサイズ指定

グラフのシンボルのサイズは、Point Size値で変更することができます。

凡例のシンボルはのサイズは、Symbol Size Ratio値で変更することができます。

■シンボル(マーカー)の種類

グラフに設定可能なシンボルは下記の8種類です。

・Cross(×マーク)
・Circle(●マーク)
・Square(■マーク)
・Triangel(▲マーク)※上向き三角
・Plus(+マーク)
・Star(★マーク)
・Line(-マーク)
・Inverse Triangel(▼マーク)※下向き三角
・Diamond(◆マーク)

 

エリアグラフへの境界線表示方法【Javaチャート・グラフ作成ツールEspressChart】

EspressChartでエリアグラフを作成時にグラフに境界線を表示する方法を紹介します。

※サンプル1(境界線を表示なしのエリアグラフ)

 

■境界線の表示方法
Espress ChartのAPIを使用して下記のように記述します。

// 境界線の表示設定をON
chart.gethDataPoints().setBorderVisible(true);

//境界線の厚さ設定
chart.gethDataPoints().setDataBorderThickness(1);

※サンプル2(境界線を表示ありのエリアグラフ)