EspressシリーズではSalesforce(セールスフォース)をデータソースとして利用できます。これにより、デザインや独自チャートの組み込み、サブレポートやドリルダウンを用いたレポートなどを用いて会社専用に様々なカスタマイズを施したレポートやダッシュボードなどを作成、配信が可能です。
具体的な利用としては、まずデータレジストリにSalseforceのユーザ名とパスワードを登録します。
その後、登録したSalseforceとの接続にデータを読み込むためのSOQL文を登録します。
通常のデータベース等の場合と同様に、SOQL文内にパラメータを設定することも可能です。
このように作成したデータソースを用いて独自のグラフやレポートを簡単に作成できます。
Salesforceサーバーへの接続はSalesforce Partner WSDL (version 13.0)を介して確立されます。ユーザはSOQL (Salesforce Object Query Language)クエリでSalesforce・サーバとのコミュニケーションを行います。ユーザは有効なSalesforceのアカウントを持つユーザ名とパスワードを使用してこのデータソースを利用する必要があります。またSalesforceデータソースを使用するユーザは信頼できるネットワークを使用してSalesforceアカウントをアクセスする必要があります。
SOQLクエリと信頼できるネットワークからSalesforceのユーザーのアカウントをアクティブ化についての詳細は、Salesforceのサイトを参照ください。
Salesforceのデータを他のデータソース同様にユーザのオンプレミスやクラウド上で自社用にグラフ化・レポート化し、ダッシュボードとして展開可能です。


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