豊富なAPIでJavaから動的にグラフ・チャートを制御
GUIとの併用でコードの大幅削減も実現
- API・コード
- 概要
- 動的カスタマイズ
- テンプレートの活用
- Espress Manager
- API利用ガイド
豊富なAPIでチャートや帳票を動的にカスタマイズ
動的にチャート・レポートを制御
Espressシリーズは、100%Javaで構成されているため、GUIデザイナでの開発に加えて、Javaプログラムからもチャート・レポートの制御が可能です。
基本的にGUIデザイナでデザインできる事のほとんどは、チャートAPIとして提供されています。右の例は、Y軸メモリの最大値や間隔の設定を、JavaプログラムとGUIツールから行う際のイメージです。
レポートダウンロード機能の実装
レポート機能のAPIを使用すれば、HTMLで出力したレポートページからExcelやPDF形式でダウンロードできる、といったWebシステムを簡単に作成することができます。
また、データ抽出に使用するSQLのWhere句をパラメータ化する「パラメータクエリ」をテンプレートファイルに設定し、コンボボックスから選択した期間のデータのみを表示する、なども可能です。
テンプレートの活用
GUIデザイナで作成したテンプレートとAPI連携
Java APIを利用して、0からチャート・レポートを作成するには、以下のようにデザイン設定までをコードで指定する必要があり、グラフィカルなレポートを作成するにはとても手間がかかります。
そこで、まずはGUIからデータソースへの接続やデザインを設定し、これらの情報をテンプレートファイルとして保存します。次にコードからチャートの作成を行う際に、保存したテンプレートファイルを読み込むことで、コーディングの大幅な短縮になります。また、読み込んだテンプレートのデザインをコードから微調整することも可能です。
Espress Manager
Espress Managerの活用
Espress製品は、関連するJarファイルをクラスパスに追加すれば、各アプリケーションで利用できます。このとき、各クライアントマシンからデータソースにアクセスし、チャートを出力するI/O処理が実施されるのですが、データベースがファイアウォールの背後にある場合や、クライアントマシンからの直接接続を許可していない場合は利用ができません。
Espress Managerを使用しない場合
このようなデータソースへのアクセス課題を解決するには、Espress Managerを使用します。
Espress Managerがデータソースに対するアクセスをすべて担当し、アプリケーションはEspress Managerに接続します。これにより、データソースへのアクセスをクライアントに公開せずEspress Managerのみに制限しながら、必要なチャート、レポートを生成、閲覧できるようになります。また、このオプションを利用し、すべてのクライアントアクセスに関するログを記録することもできます。
Espress Managerを使用する場合
API利用ガイド
API利用の流れ
Espressシリーズは、100% Pure Javaで構成されているので、Javaさえインストールされていれば、ほとんど修正の必要なく任意のプラットフォーム上で実行可能です。
API使用時の詳細手順は、下記のユーザガイドを参照ください。
APIリファレンス(英語)
Espressシリーズ各製品のAPIリファレンスは、それぞれ下記をご参照ください。