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導入事例日光ケミカルズ株式会社様

Druva PhoenixとDruva inSyncの導入で、
バックアップまで含めたセキュアなコンテンツマネジメントを実現

1946年創立、化粧品・トイレタリー・医薬品・食品・一般工業用原料の提供など、スペシャルティーケミカルのリーディングカンパニー、日光ケミカルズ株式会社(以下、日光ケミカルズ)。同社ではこれまでクラウド上のファイルサーバーのバックアップ手段としてイメージコピーを採用していた。ファイルサーバーの容量が大きいため、何か問題が起こったとき、ファイルを見つけるのが大変で復元作業に工数がかかっていた。この課題を解消するために導入したのが、Druva Phoenix(以下、Phoenix)。なぜPhoenixを選んだのか。その理由を情報セキュリティ&IT管理室 東原雄一氏と塩野由理氏と竹川妙子氏に聞いた。

日光ケミカルズ株式会社様について

日光ケミカルズ株式会社

創 立
1946年
従業員数
136人
概 要
1946年創立。長年培ってきた界面・コロイド化学を基本に、表面科学、コスメトロジー、皮膚科学、分子生物学、バイオテクノロジーなど最新技術を取り入れて技術基盤を拡大。現在は、化粧品・トイレタリー・医薬品・食品・一般工業用原料の販売のほか、安全性評価・有用性評価試験の受託仲介、化粧品ビジネスのトータル・コーディネーションなどを提供。アジア基点でグローバル化を推進するスペシャルティーケミカルのリーディングカンパニーとして発展している。

ファイルサーバーのバックアップを効率化したい

長年培ってきた界面・コロイド化学を基本に、表面科学、コスメトロジー、皮膚科学、分子生物学などの技術を応用し、国内外の多くの大手化粧品メーカーを中心に、高品質な化粧品原料や界面活性剤などを提供している日光ケミカルズ。また同社はそれらの素材製品の提供だけではなく、それらを活用する企業の処方開発や製品開発のサポートなど、幅広いサービスを展開している。創立して70年超の老舗化粧品材料メーカーとして、高品質な製品を安定供給できるということから、大手メーカーからの信頼も厚いという。その信頼を裏切らないためにも、「数年前より情報セキュリティの強化を図ってきた」と東原氏は語る。というのも材料開発には、機密事項も多く含まれるからだ。
どのように情報を守るか。そのアーキテクチャを組み立て、セキュリティ対策を図ってきた同社。「最終段階の対策として残ったのが、バックアップまでを含んだコンテンツマネジメントでした」と東原氏は明かす。

同社では6~7年前より、ファイルサーバーをクラウド上に構築し、業務に必要な情報を保存している。その容量は2テラバイト。日光ケミカルズを含む国内グループ会社5社と海外1拠点の計6社で使っている。
バックアップはイメージコピーを採用していたため、作業自体は楽にできていたが、例えばAというファイルを取り出さなければならないような問題が起こったときに手間がかかっていたという。「イメージコピーされたサーバーから該当のファイルを探して戻すという作業をもっと楽にしたいと考えていた」と東原氏は語る。

エンドポイントでのコンテンツマネジメントが不可欠に

またもう一つの課題が、クライアントPCなどエンドデバイスでのコンテンツマネジメントが不十分だったこともある。同社では最近、VDI(仮想デスクトップ)を最小化することを行っている。VDIではない手段で、どのようにセキュアにエンドポイントのコンテンツを保護していくかという課題が挙がってきたのである。VDIではなく通常のPCであれば、クラウドで保管されているファイルを一時的に自分のデスクトップに保存して加工することもできる。

つまりエンドポイントでどのようなコンテンツが生み出され、そこに機密情報が含まれていないかなどについて、適切にマネジメントをする必要が出てきたのである。「オンラインストレージでのセキュリティ事故は、CASBソリューションやオンラインストレージが持つ監査系ツールで防ぐことができますが、ローカルデバイス上で生み出されるコンテンツにはガバナンスを効かせることができませんからね」(東原氏)。

「Druva Phoenix」の導入で、バックアップ作業が楽に

これらの課題を解決するため、サーバーのバックアップソリューションとして「Druva Phoenix(ドルーバ フェニックス)」、エンドポイントおよびクラウドアプリのコンテンツマネジメントソリューションとして、「Druva inSync(ドルーバ インシンク)」選定した。「Druvaの製品については以前より知っており、私の周辺の人たちの評判も良かった。私たちが目指すアーキテクチャを完成させるには、セキュリティ的にinSyncは欠かせないパーツ。そこでバックアップソリューションもDruvaが提供しているPhoenixを選びました」と東原氏は語る。
2018年8月より、検証を兼ねてPhoenixを本体のサーバーに試験的に導入。「問題なくバックアップができることがわかったので、10月より、Phoenixの本格運用が始まりました」と導入に携わった情報セキュリティ&IT管理室の塩野氏は話す。

ただ、同社のファイルサーバーは2TBとコンテンツ量も多く階層も深かったので、「最初のバックアップにはかなり時間がかかりました。その期間、既存のファイルサーバーに負荷がかかっていたため、いつもよりも動きが悪くなってしまいました。しかし、動きが遅いというクレームがユーザーから数件来たぐらいで、特に苦労なく導入できました」と塩野氏は笑みを浮かべる。現在はほとんどすべてのサーバーをPhoenixのバックアップ対象としている。「Phoenixを導入してから、ファイルの復元作業をしていないので、その作業の工数がどれだけ削減できているかはわかりませんが、バックアップの構成がシンプルになったので、バックアップの作業自体は楽になったと思います」(東原氏)

inSync導入でセキュアなコンテンツマネジメントが実現

一方のinSyncは2020年5月に導入。こちらも「問題なく稼働している」と塩野氏。東原氏も「inSyncを導入したことで、エンドデバイスでどんなコンテンツが生み出されているか、把握できるようになりました。万一、情報が漏えいした場合でもその原因の追及も可能になる。PhoenixとinSyncでセキュアなコンテンツの保護が実現できたと思います」と続ける。inSyncはエンドポイントデバイス、クラウド上のアプリに分散するユーザーデータを一元的に保護、管理、統制するだけではない。ランサムウェアや情報漏えい対策、データの可視化や分析などにも役立つ。
inSyncは、管理者側だけではなくユーザー側にもメリットをもたらす。「自分のPCが壊れても、スマートフォンなどからそのコンテンツを戻すことができる利便性もあります」と東原氏は語る。
PhoenixとinSyncを導入したことで、「現時点で、セキュリティ上で足りないモノはもうないと考えています」と東原氏と塩野氏は満足そうに語る。

インフラのセキュリティ対策としては一段落ついた東原氏、塩野氏たち情報セキュリティ&IT管理室だが、すでに次の大きな仕事が待っている。グループ全体の情報共有やコミュニケーションをより効率的にするため、メッセージプラットフォームを整備していくことである。「ソリューションとしてはSlackを使う予定です」と塩野氏。Slackを採用した理由について東原氏は「Slackなら会話のアーカイブができ、そのログは簡単に閲覧できます。コミュニケーションツールとしてはもちろんですが、経費精算や勤怠、予定の調整、承認などのインターフェースにしていきたい。そうすることでオペレーションコストの削減も期待しているんです」と東原氏は言い切る。
Phoenix、inSyncの導入で、バックアップまでを含め、セキュアなコンテンツマネジメントが実現し、可用性が向上した日光ケミカルズ。「新しい働き方になっていくこれからは、エンドポイントデバイスおよびサーバーのコンテンツマネジメントは必須。PhoenixとinSyncは、それを満たしてくれる良いツールだと思います」(東原氏)





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