VMwareベスト・プラクティスでのよくある失敗

●ネットワーク問題の修正

VMware環境のネットワークでは誤って設定しましそうなことがいくつかあります。それらの誤った設定は可用性の低下とパフォーマンスの低減をもたらします。

vSwitch:VMware環境でのvSwitchでは違ったネットワークやVLANの設定用が可能なグループ・ポートがあります。VSS(virtual standard switches) を使用している場合に、構成はすべてのホスト別に作成する必要があり、これによりエラーを起こす可能性が高くなります。

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VMware/Hyper-Vの仮想ディスクを相互変換可能なフリーソフト【StarWind V2V Converter】

StarWind V2V ConverterはStarWind Softwareから提供されているVMware/Hyper-V環境に対応した無料のV2V変換ツールです。VMDKファイルからVHDファイルへの変換や、VHDファイルからVMDKファイルへの変換、さらにStarWindのネイティブフォーマットであるIMGファイルも同様に相互変換することができます。

このツールはVMware社のVMDKフォーマットからマイクロソフトのVHDフォーマットに仮想ハードドライブイメージを変換する非常にシンプルですが便利なファイル変換ツールです。変換元の仮想ディスクイメージへは変更を加えません。

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「仮想マシンのディスク統合が必要です。」警告の原因は「孤立したスナップショット」

VMwareの仮想マシンのアイコンに、黄色い三角のビックリマークがつくことがあります。これはワーニングを示しています。

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CentOSをVMware環境上で便利に展開・運用する方法

RHEL系のメジャーなディストリビューションであるCentOSは、Debian系のUbuntuと並び、よく紹介されているLinuxです。業務環境で運用されている方もいれば、個人で触れている方もたくさんいます。
スーパーコンピューターにも搭載されているCentOSですが、仮想マシン上にも多くのCentOSマシンが展開されています。多くの場合、最小構成でのインストールが行われています。
ですが、VMware環境上で、最小構成でインストールしたCentOSを展開・運用するには少々注意しなければならない点があります。
本記事では仮想環境特有の注意するべき点を紹介いたします。

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VMware + Net App(Data ONTAP Simulator)を仮想マシンとして導入

VMwareのストレージとして、多くの方がNet Appストレージを利用されているかと思います。

運用コストのみならず、この組み合わせの特徴である重複排除機能を活かすことで、
ストレージ拡張のコストまでも削減することが可能です。
またVMwareからNFS Datastoreとして、簡単にストレージの管理をすることができます。

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Hyper-V:物理マシンをどのように仮想に変換するか – Disk2VHD

Hyper-V用で物理マシンを仮想に変換するツールで、Disk2VHDというツールがあります。0.9MBで Windows Sysinternalsからダウンロード可能です。

http://technet.microsoft.com/en-us/sysinternals/ee656415.aspx

利用方法を簡単に説明します。
Step 1. Windows SysinternalsからDisk2vhdをダウンロードします。

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vSphere Client 5.5 U2のハードウェアバージョン10VMに対する編集の制限

仮想マシンの仮想ハードウェアバージョンは、仮想マシンによって提供され消費される物理リソース周りに制限を定義しています。この値は仮想ハードウェアバージョンや仮想マシンのバージョン、互換性バージョンなど、多数の異なる方法で表現されます。

例えば、ハードウェアバージョン10の仮想マシンは、vSphere Web Clientのサマリタブで「ESXi5.5以降(VMバージョン10)」と互換性があるものとして表示されます。

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仮想マシンのためのストレージLUNを構成するための最良の方法は?

どのようにすれば、より良い仮想マシン(VM)のパフォーマンスのストレージLUNを設定することができますか?

VMの選択、インストール、プロビジョニング、ストレージを維持することは、複雑で要求の厳しい技術ですが、ユーザが仮想環境でより良いストレージのパフォーマンスを得ることを手助けることができるいくつかのガイドラインがあります。

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vSphere Storage vMotionを使用している仮想マシン(VM)、ファイルのリネーム方法は?

古いESX/ESXiバージョンの特異性で別のデータストアに移動するまでVMの名前は迅速には変更されません。

VMの名前を変更するなら、それは基本的なコンポーネントファイル名を変更することを推奨します。vSphere Client等のツールを使用してデータストアのフォルダ名を変更することはESX/ESXi 3.5, ESXi 4.xの基本的なコンポーネント名は変更しません。ESXiコンソールでのファイル名の変更は簡単ですが、時間が係り、エラーを起こしやすいプロセスです。

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VirtualBox とVHDによるWindows Server Technical Preview のインストール

MicrosoftがWindows 10およびWindows Server のTechnical Preview を公開しました。Windows 10 は ISO のみですが、Windows Server には ISO の他に VHD も公開しています。今回はVHDを使用したインストールを行います。また通常は Hyper-V にインポートするところを仮想化ソフトとして VirtualBox を利用します。

Windows Server Technical Preview のダウンロードはこちらから。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/dn781243.aspx

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vSphere 6でのvMotionの機能強化

VMworld 2014の2日目の基調講演でvSphere 6で行われる予定のvMotionの機能強化が発表されました。強化、改善内容としては以下のようになっています。

  • vCenter間でのvMotion(VCS)
  • 仮想スイッチ間でのvMotion:標準仮想スイッチ(VSS)と分散仮想スイッチ(VDS)
  • ルーティングされたvMotionネットワークでのvMotion
  • 長距離でのvMotion 続きを読む

どのストレージ・プロトコールがVMware vSphereディプロイに最適化なのか?

どのストレージ・プロトコールがVMware vSphereディプロイに最適化はそれぞれのユーザ環境に依存します。一般的な各プロトコールについての長所と短所をリストします。

Fiber Channel (FC)
長所:
・低レイテンシ・タイム(ノンIPベースのストレージ・プロトコール)
・高信頼性
・VMFS (Virtual Machine File System)のサポート

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VMware Storage vMotionオペレーションに問題があった時に何を確認するか?

VMware Storage vMotionは複雑なソフトと多種のハードウェア依存を含む高度なツールです。大体の可能性のあるエラーはStorage vMotionプロセス間で発生し、単一的な原因や推奨トラブルシュート・コースはありません。しかし診断をサポートしてくれる共通のヒントはあります。

例えばデータストア上に十分なディスク・スペースが無いというようなエラー・メッセージはデスティネイション(送り先)ボリュームがマイグレートVMを受け取るための十分な物理ストレージ・スペースが無いことを意味します。すでにあるVMを他のボリュームに移動させたり、 Storage vMotionプロセスに別デスティネイションを選択することでフリー・スペースが可能になります。他の手法としては打塁スナップショットを削減したり、時間経過したVMFSボリュームを移動させたりすることでフリー・スペースが可能になります。まだスペースが必要であればストレージ容量を増やすためにディスクの追加が必要になります。

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VMware vSphere Storage vMotionで適切なフォーマットはシックか、シンのどちらか?

VMをあるデータストアから別に移動させようとした時に、管理者は転送先ボリューム用のフォーマットを選択する必要があります。管理者はデフォルトではソース(転送元)ボリュームと同じフォーマットを使用してVMFS(virtual machine file system ) かNFS(network file system)にマイグレートできます。管理者はまたStorage vMotionではシン・プロビジョンかシック・プロビジョンの特別フォーマットの選択ができます。

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VMパフォーナンスを促進するLUNコンフィグレーションのベスト・プラクティス[ストレージ・コンフィグレーション:5/5]

アドナンスVMストレージ・オプションはパフォーマンスを改善することができますが、物理LUNが正しく設定されいなければ、その恩恵からは遠いものになります。

LUN設定ではハードウェア選択、I/O最適化、VM配置などすべてが重要な要素となります。

●ハードウェアとLUNの構成
LUNを提供するハードウェアによってVMパフォーナンスは全然違ったものになります。ディスク。サブシステムへの負荷を軽減するためにはユーザのホストシステムと似たリソース・レベルでのハードウェアを選択することです。6コア・プロセッサーと128GB RAM付のクラスター・サーバと1GBリンクでiSCSI SATAのSANに接続するようなデザインは推奨されません。明らかに転送かディスク・レイテンシー・レベルでストレージ・ボトルネックが発生します。

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