●VMwareスナップショットの構造を解明
最初にスナップショットが作成された時にどのようになるかを検証してVMのスナップショットを考察します。
1.ホストにアクセスできる人間の制限:
ホストのセキュリティ化で最初で、最も簡単な方法はロックダウン・モードができるようにすることです。これはvCenterに接続されるすべてのホストがvCenterで管理されることを確かにします。またユーザがvCenterを使用して直接ホストにログインしたり、vCenter経由でコミュニケーションを行っていないツールを防御します。これをESXi version 4で行うにはvCenterでログインし、保護したいホストを選択します。「Security」に続く「Configuration」タブをクリックします。「 Lockdown Mode」に進み、「Edit」をクリックして、「Enable Lockdown Mode」をクリックし、「OK」をクリックします。ESXi Ver5を使用している場合はコンソールにログインし、ロックダウンを使用できるようにDCUI(Direct Console User Interface )を使用します。
●最初にVSSとは…
MicrosoftのVSS(Volume Shadow Copy Service)はアプリケーション・バックアップ用としてWindowsに組込まれたインフラです。ネイティブなWindowsサービスとしてVSSバックアップが行われいる間にアプリケーション・データの整合性を提供します。ディスク・ボリュームの静止を行うためにVSS Requestors, Writers, Providers間での調整に依存し、バックアップがデータ欠損無く行うことができます。
どのようにVirtual Machine File Systemは稼働するのか?
VMFSデータストアはVMkernelがディスクを使用するデフォルト手法です。ディスクはVMkernelでパティション、フォーマットされます。VMkernelのみがリードでき、データストアと呼ばれます。VMFSの利点はSAN(storage-area network)環境でシングル・ディスク, LUN(logical unit number)として複数のVM(仮想マシン)を保持することができます。
ストレージ・スナップショットについて
SANデバイス用の管理の基本ユニットはLUN(Logical Unit Number)で、LUNはいくつかの物理ハードディスクか単体ディスクの一部から構成されたストレージ・ユニットです。
LUNの構成を設定する上でのバランスでいくつかの考慮する点があります。1xLUNは重要なアップリケーションが稼働するVMをサポートすることを目的とし高性能SSDディスクでバックアップすることがあり、他のLUNは大容量で安価なディスクでバックアップされ、そして主にVMテストで使用されます。一旦作成されれば、LUNはハイパバイザーに必要なボリューム・フォーマット(例としてVMFS ( Virtual Machine Files System) : VMware, CSV -( Cluster Shared Volume ): Hyper-Vで利用可能です。この時点でLUNは複数のVMを含みます。
先週末にリリースされたVMware vSphere 5.5。
この5.5では複数の新機能・機能改良が行われましたが、今回はその中でも5つのアップデートに関して紹介いたします。
1.VMDKのファイルサイズ上限が62TBまで拡張
vSphere 5.1まで、VMDKのファイルサイズは2TBが上限でした。
今回のvSphere 5.5ではこれが62TBまで引き上げられました。
これにより、今までよりも大容量の仮想マシンが展開可能になります。
vSphereパフォーマンス改善は不要な仮想マシン制限を削除すると同様に簡単であり、ストレージLUN(logical unit number)へのキューを再構成するのと同じくらい複雑になったりします。
これはVMwareのシニア・エンジニアが米国のVMUGで説明した内容の要約の翻訳版です。
1.アフィニティ ルール設定は避ける。VMware vSphereは利用可能なサーバに対する仮想マシンのアサインでベストなコースを選択します。アフィニティ ルールはサーバ問題へのテストとトラブルシュートには最適とされています。
リンクド・クローンはどのようなケースで使用するのか?ユーザが仮想ラボ環境やVDI(Virtual desktop infrastructure)を展開している場合。そのためにWindows7かWindows8を作成します。それらにはエンドユーザが必要なゲストOSとすべてのアプリケーションが含まれます。準備ができた時点で約20GBになるでしょう。500人のエンドユーザでは20GBの仮想ディスクは500倍でクローンされ、合計は10TBになります。しかし500人が25GBが必要になった時はどうでしょうか?
1. パワーユーザと開発者
vCDを導入することで、組織(グループ)管理者とそれに指定されたエンドユーザに対してWebベースのインターフェイスを使用して実際の物理データセンターのように、oVDC(organizational virtual data center)の管理権限を与えます。セルフサービスで新規仮想マシン(VM)、アプリケーション(vApps)のプロビジョン、アプリケーション・カタログに新規アプリケーション(vAppsの形式で)の追加、新規仮想ネットワークの作成と新規ユーザとロールの追加を行うことができます。
スナップショットはとても便利な機能であり、バックアップや一時的な検証など様々な利用のされ方をしています(スナップショットの仕組みについて)。しかし、ディスクの設定や構成によっては、スナップショット機能を利用できない場合があります。
今までもいくつかの記事でご紹介していますが、今回は失敗するケースについてまとめて、ご紹介いたします。
vSphere5.1上に仮想マシンとしてvSphere5.1をさらに構築したい場合、vSphere5.1で仮想環境上でのハードウェア仮想化機能を有効にする必要があります。
以前の記事でvSphere5.0上にHyper-Vを構築する方法をご紹介しました。
vSphere5 の VM に Hyper-V をインストールする場合の注意点
ハードウェア・リソース競合:
ハードウェア・リソース競合ではVMパフォーマンス問題の大部分を突き止めることができます。サーバ仮想化の背後にある基本的な考え方は、複数の仮想マシン間で共有できるリソースのプールとして、ホストサーバの物理ハードウェアを取り扱っていることです。VMはそれらのリソースのために競合し、パフォーマンス問題は薄く延ばし過ぎたリソースに起因します。
VMware vCenter Multi-Hypervisor Managerを導入することでHyper-Vホストも管理することが可能です。
これによりvSphere Client 上からHyper-V仮想マシンの作成、パワーオン、シャットダウン、サスペンド、編集が可能になります。また、Multi-Hypervisor ManagerにVMware vCenter Converter Standaloneを登録しておくことでvSphere Client からHyper-V仮想マシンをVMware仮想マシンに変換することが可能です。
Hyper-Vのバックアップは比較的簡単ですが、管理者が確認すべき重要な項目は少なくても4つあります。バックアップ作成時にはそれらは明らかではありませんが、作成したバックアップでのリストアの妨げになる可能性があります。
1.仮想ハードディスクより仮想マシンが重要です。