レポート・帳票作成のためのJavaレポートエンジン
スケジュールによるメール配信機能を搭載
デザイナGUIから直感的でユーザフレンドリーな操作を実現
5パターンのレポート形式に対応
Espressシリーズのレポート作成機能では、デザインのフレームワークとして、5つの基本的なタイプを使用します。
一般的でシンプルなレポートの「Simple Columnar Report」や、宛先ラベルを作成できる「Mailing Label Report」など、必要に応じて任意の形式を選択できます。また、レポートにはチャート機能を使用し作成したグラフを組み込むことも可能です。
Simple Columnar Report - シンプル帳票レポート
シンプル帳票レポートは、Espressシリーズのレポート機能の中で最も基本的なタイプです。グループ化もブレークもない、ひとつのテーブルにカラムがあるものをいいます。
Summary Break Report - サマリブレークレポート
サマリブレークレポートタイプは、シンプル帳票レポートのようにカラムデータを持ち、さらにそれを表形式で表しています。シンプルカラムデータに加え、セクションにデータを割り込ませ、サマリフィールドを挿入することができます。
Crosstab Report - クロス集計レポート
クロス集計レポートは、マトリックスのようなフォームでデータを集計するレポートフォーマットです。クロス集計レポートは表計算に似たようなものです。行と列が集計され、多次元のデータが2次元フォーマットで表示されます。
Master & Details Report - 基本詳細レポート
基本詳細レポートは、マスターフィールドに従ってグループ化した表を用いたデータのセットです。データテーブルのフィールドがひとつから複数のリレーションを持っている場合、このレポートタイプが最も一般的に使われます。このよい例が請求書です。データベースのそれぞれの注文書には顧客情報やいくつかの商品やサービスに価格情報があります。基本詳細レポートは注文番号によって情報をグループ化するために使われています。
Mailing Label Report - 宛名ラベルレポート
宛名ラベルレポートは、シンプル帳票レポートと似ていますが、宛名ラベルを作成できる方法でデータを事前に手配します。データはデータテーブル垂直内に配置され、宛名ラベルのアドレスのリストを示すレポートを作成することが容易で自動的にラップされます。
レポートデザイナ
GUI開発ツール「レポートデザイナ」を使用することで、Javaの知識がなくても、ドラッグ&ドロップ操作による直感的な操作が可能です。データベースへの接続や、レポートの作成、PDFやExcelへの出力などの操作も、このデザイナツールを使用して簡単に実行できます。
豊富なエクスポート形式
作成したレポート・帳票は、DHTMLやPDFをはじめ各種形式へエクスポートすることができます。
テンプレート機能
作成したレポートをテンプレートとして保存することができます。テンプレートを利用することで、次にレポートを作成する際の作業を大幅に短縮できます。
利用可能なテンプレート形式:
- RPT
レポートデザインと、データソースへの接続情報を含むテンプレート形式(レポート内のチャートデザインは含まず) - PAK
RPT形式に加えて、レポート内のチャートデザインも含むテンプレート形式
柔軟なスケジュール配信機能
スケジュール配信機能では、特定のタイミングでレポートをエクスポートし、電子メールでの送信や、ディスクへの保存をスケジューリングできます。設定画面では、配信するレポートのファイル形式や、配信のタイミング(特定の曜日や日付、時間間隔)を指定することができます。