バックアップ環境の構築について【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】


Veeam Backup & Replicationを使用して仮想化環境のバックアップ環境を構築する際に
どの場所、どの位の性能のマシンにVeeam Backup & Replicationをインストールするか迷う場合もあると思います。

【インストールするマシンの性能について】

・物理サーバにインストールした場合と仮想マシンにインストールした場合の
Veeam Backup & Replicationの処理速度の差について

インストールするマシンのスペックに依存するので具体的な数値を提示することができないのですが、極端に性能の低い、物理サーバやESXホストでない限り、バックアップの処理速度に大差はでません。

・32bit OSと64bit OSでの処理速度の違い

マシンの性能(メモリ、CPU)が同じであれば32bitでも64bitでも処理スピードは変わりません。
※インストールするマシンのCPUは4コア以上を推奨しております。

【インストールする場所について】

物理サーバーにインストールして使用するユーザーが多いです。
※仮想マシンにVeeamをインストールしている場合、バックアップ動作時にESXホストのリソースを使用するのでリソースに余裕がない場合に他の仮想マシンのサービス等に影響が出る場合があります。また、万が一、ESXホストの障害が発生した場合にVeeamの環境も無くなり、再設定が必要になります。

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