VMwareのスナップショット作成・削除処理の仕組み

・スナップショットの作成
仮想マシンのディスクは、通常「マシン名_flat.vmdk」というファイルに保存されており、仮想マシンに変更が加えられると直接、読み書きを行います。今回はわかりやすいように、「明日は晴れです」という文の一文字、一文字が一つのブロックとして、ディスクに書き込まれているものとして扱います。

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Windows Active DirectoryグループでのvSphere管理権限のコントロール

Windows Active Directory(AD)の作成とvSphereを使用し、仮想インフラストラクチャを管理できるユーザーを制御するためのグループ方法について説明します。

vSphere管理に管理者アカウントを利用するメリットには管理者責任、認証、権限付与の便利性があります。

vSphere administration用と使用するWindows ADの作成
Windows Active Directoryはネットワークにおける認証情報(ユーザ名とパスワード)用の単一なレポジトリのようなものです。VMwareで他の認証情報レポジトリを作成せず、Windows ADを利用したい時、VMwareは簡単にADとVMwareを連携させることができます。

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スローなVMwareスナップショットの回避と修正手法

VMwareのスナップショットは時々遅くなり、それが仮想マシンのパフォーマンスに影響します。スローなVMwareスナップショットを防いだり、修正したりすることは可能です。もしうまく行かなくても、スナップショットを避ける方法もあります。

スローなスナップショットをを解決するために何はユーザのスナップショット処理を遅れさせているのかを見つけ出す必要があります。仮想マシン(VM)はビジーかどうか?ストレージは加重負担を強いられているか?インフラ環境内で何がスナップショット問題を起こしていないか?

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仮想化サーバに対する事業継続性(BCP)とディザスタリ・リカバリーのチェックリスト

1. 事業継続管理:
事業継続のテーマは不慮の事故による業務停止の予防にあります。そして事業継続リスクの種類は次の4種類に分類されます。



1.1. 事業継続管理の取り組み方:
その不慮の事故に対応する事業継続管理は3つのステップで考えていきます。

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vSphere vMotion は一度にVMをいくつ移動可能か? それ以外の制限について

VMware vMotionは互換性のあるCPUを使用するサーバ間のみ使用することができます。vMotion Enhanced Compatibilityで新旧サーバCPUは同じ言語を使用することができますが、仮想マシン(VM)はIntel CPUを使用しているサーバからAMD CPUへvMotionでマイグレイトはできません。

ネットワーク・コンフィグレーションはvMotionの成功・不成功に大きな役割をします。例えばvSphere 5.1のVMware拡張ネットワーク・監視と最適化オプションで、管理者はスイッチでのミス・コンフィグレーションでのネットワーク問題をさらに簡単に解決することができ、vMotionでのネットワークを順調に保つことができます。vSphere vMotionはラウンドトリップ・ネットワーク遅延が5ミリ秒以下の場合のみ稼働します。このネットワーク遅延要件が厳しすぎることが判明した場合、管理者はvSphere Enterprise Plusエディションでの遅延を感知するMetro vMotion機能を利用して、ラウンドトリップ・ネットワーク遅延制限を10ミリ秒に倍増することができます。

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VMパケット損失のトラブルシュートのためのVMwareネットワーク設定調整

バースト性ネットワーク・トラフィック・パターンでのVM(仮想マシン)では大きなパケット損失(ロス)が起こる可能性があり、VMのネットワーク設定内で修正を必要とする可能性があります。最初にVMが使用している仮想ネットワーク・カードのVMXNET3を検証します。Linuxホストでこのような場合、大容量データ・ファイルが高帯域幅のネットワークを介して送信され、そして特定のある状態で高いパケット損失が起こります。送受信チェックサムを無効にすることによって、状況を修正します。これらのチェックサムが正常に誤ったパケットを締め出すようにするには、リスクを追加します。通常のイーサネット・カードのエラーは百万分の一以下で、リスクレベルは低いです。

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Q:Hyper-Vの仮想マシン(VM)のエクスポートを始めた後にキャンセルが必要な時に、どのようなプロセスが停止に必要ですか?

A:Virtual Machine Management Serviceプロセス (vmms.exe) がVMをエキスポートしますが、このプロセスを止めることはできません。代わりにHyper-V管理コンソールをオープンし。エクスポートしたVMを選択して図のように「Cancel Exporting」を選択します。

仮想化におけるデータ保護レポート:2013

Veeam Software社は仮想化におけるデータ保護に関する調査をVanson Bourne社という独立した調査会社に依頼し,そのレポートが2010年版に続き2013年版が発刊されました。これはその一部を紹介するものです。

調査は2012年の11から12月に行われ、米、英、仏、独の4か国の従業員1000名以上の企業の500名のCIOに対して行われました。(Ave:平均, DE:独, FR:仏, UK:英, US:米)

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データセンターでの多種類のハイパーバイザー管理は?

データセンターでの多種類のハイパーバイザー管理における問題点は?

今日の仮想化技術の先端状況を考えると、同じ環境で1つのハイパーバイザーが他と共存しないというケースはほとんどありません。最大のズレはVMの相互運用性の不在です。例えばHyper-VでディプロイされたサーバはESXi仮想マシンへのロードや起動はできません。ESXiのVMは他のvSphereシステムで始動するかマイグレートする必要があります。

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Windows Server 2012 Hyper-Vでの仮想マシンのインポート・プロセスを効率化

マイクロソフトは Windows Server 2012 Hyper-VからVM(仮想マシン)のインポート・プロセスを効率化させました。

VMのインポート・プロセスの要望が多かった理由にはいくつかあります。最初にインポートする前にVMのエクスポートが必要です。しかしVMのエクスポートには必要以上に制限したプロセスがあります。

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Microsoft Hyper-Vスナップショットはどのようによくなったか!

スナップショットはHyper-V管理者のツールキットとして重要な一部です。Hyper-Vのスナップショットを使用して管理者は以前の状態にロールバックしたり、変更を元に戻したり、リカバリ時間を削減したりすることができます。しかしそれを正しく使用することを知らなければ、障害に陥ったり、不注意にVMパフォーマンスを落としたりすることがあります。自身の仮想化概念を持つ前に、いつ、どのようにHyper-Vスナップショットを使用するかを確認する必要があります。

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vSphere管理者は大規模VMとマルチ・ティアーvAppsのディプロイで何に注意すべきでしょうか?

vSphereや他の仮想環境に大規模VMをディプロイする場合には負荷分散と高可用性バランスに注意を払います。負荷分散と高可用性バランスはいつも簡単に実行できるわけではなく、自動のvSphereロードバランシングとHAツールはいつも高度の非対称環境でのタスク次第ではありません。

絶対的なRAMとCPU消費ではVM全体は分かりません。例えば最近の2Pサーバは簡単に512GB RAMを搭載できます。もし高いRAM要求で、低CPU使用率のサーバに384GB VMが常駐していていれば、低RAM要求で、高VPU使用率のの小さなVMを追加できますか?

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Windows Server 2012のタスクマネージャーにディスクの読み書き情報を表示させる方法

Windows 8ではデフォルトで表示されているのにWindows Server 2012ではデフォルトで表示されていない「ディスク」の読み書き情報。

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VSSを利用した静止点作成時(スナップショット)の注意点【仮想化プラットホーム VMware vSphere】

VMwareでWindowsOSのVMに対してスナップショットを作成する際には、VMware Toolsを介してMicrosoftのVSSを利用して静止点を作成することが可能です。

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VMwareとHyper-Vでのフェイルセーフなバックアップのための注意事項 x 5つ

VMware vSphere内またはMicrosoft Hyper-V内のいずれを問わず、VMが正しく動作するには、仮想プラットフォームでOSとVMオブジェクトの両方が機能している必要です。どちらか一方を失えば、VMは動作しません。これは当たり前にように思うかもしれないが、多くのバックアップ ツールは、仮想化を意識して設計されていません。このような従来型ツールは、VMを構成するファイルを保護することに注意を集中し、プラットフォーム内のVMのメタデータには全く注意を払ってません。

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