バックアップ、バックアップコピーではクラウドリポジトリをレプリケーションではクラウドホストを容量、CPU、メモリといったリソースとして、ユーザは実際のクラウドインフラを意識することなく簡単に利用可能です。また、AES 256bitの暗号化も組み込まれており、安全にバックアップを保存できます。
クラウドインフラストラクチャへの接続に専用回線やVPNは不要です。オンプレのVeeam Backup & Replicationでクラウドゲートウェイを指定し、ユーザ、パスワードを設定すれば、安全で信頼性の高いSSL/TLS接続を介した単一ポートでの通信が可能になります。
大容量のVMをDRする際に問題となるのが利用可能な帯域幅です。Veeamでは組み込みのWANアクセラレーションで転送量を削減し、このようなVMでも災害対策を可能にします。また、組み込みでAES 256bitの暗号化も可能ですので、安全にバックアップデータを保存できます。
レプリケーションした複製VMへのフェイルオーバーの際に、サイトを全体でフェイルオーバーするか、一部のVMのみをフェイルオーバーするか指定できます。一部のVMのみをフェイルオーバーする際には、Veeamのネットワーク拡張機能により、オンプレのネットワークをVPNにより自動的にクラウドインフラに拡張、起動した複製VMをそのネットワークに接続させ、オンプレで稼働するVMと同様のネットワークで複製VMを簡単に使用できます。