Veeam ONEによる仮想環境の最適解への導き方


仮想環境の運用における課題

サーバ仮想化の技術は著しく進歩し、省スペース、省電力、マシン追加や削除の容易さなど、様々なメリットを享受することができるようになりました。この仮想化技術を活用した仮想環境の導入により、企業のビジネス展開速度が上がり、成長につながります。ただし、仮想環境の導入はメリットだけではありません。仮想環境の管理者は、運用していくうちに、問題、課題を抱えることが多々あります。その原因は「仮想環境のリソースを把握できていないこと」に起因しているケースがほとんどです。この課題を解決するためにVeeam ONEを用いて、仮想環境でどのようにリソースを可視化し、無駄を見つけ、より効率的に活用する方法をご紹介します。

仮想環境のリソースが無駄になっている例

仮想環境は無駄なく利用できているか?

仮想環境の大きなメリットは、サーバの集約により、リソースを有効活用しコストを抑えられるという点です。また、新規にアプリケーションサーバ等が必要になった場合でも、物理的な筐体を用意することなく、すぐに仮想サーバとして構築できます。通常、サーバを新規に用意するには多くの時間とコストを消費しますので、これだけでも大きく利便性が向上していることが分かります。しかし実際に仮想環境を運用していく際、これらのメリットを生かしきれているでしょうか。仮想環境のリソースを無駄なく適切に利用できなければメリットも半減してしまいます。

仮想環境のメリットを生かしきれていない例:

  • 仮想マシン一台当たり2vCPUあれば問題ないのにも関わらず、3vCPUを割り当ててしまっているため、余分なリソースを消費している
  • 本来3GB RAMを必要とする仮想マシンに対し、2GB RAMしか割り当てられておらず、十分なパフォーマンスを発揮できない
  • 一時的に作成した仮想マシンや現在は使われていない仮想マシンの残存によりリソースが圧迫されている

このような仮想環境のメリットを活かし切れていない原因には、下記が挙げられます。

  • 「仮想環境の無駄」が発生していても、問題なく動作しているため、気が付かないケース
  • 「仮想環境の無駄」に気が付いていても、そのまま運用しているケース

こういった「仮想環境の無駄」を特定し、解決する方法として、Veeam ONEのような監視ツールを利用するという方法があります。仮想環境の標準として提供されているクライアントツールだけでは把握が難しいところも、監視ツールでリソースを可視化することで無駄を特定し、手間を省きつつ無駄を解決することで、より効率的に運用できるようになったというケースは数多くあります。

  • 仮想環境のどのリソースが、どの程度不足しているのか可視化し、手間を省きつつリソース増強を的確に実施出来た
  • リソース状況を常にモニタリングすることで、いくつの仮想マシンを作成できるのか、いつどのリソースが枯渇するのかを予測することが出来た

Veeam ONEによるリソースの可視化

Veeam ONEはVMware・Hyper-V向けの監視・レポート生成ツールです。今回は数多くある機能、事前定義レポートから、仮想環境の無駄の把握、将来的なリソースの監視に便利な機能をご紹介します。

  • リソースが不足している仮想マシンを見つける方法

Undersized VMs(リソース不足VM検出)レポートでは、いくつかのパラメーターを指定することで、一定期間内のCPUやメモリの使用状況を分析し、CPUやメモリが過剰に使用されているリソース不足な仮想マシンを検出します。

  • リソースが過剰な仮想マシンを見つける方法

Oversized VMs(リソース過剰VM検出)レポートでは、いくつかのパラメーターを指定することで、一定期間内のCPUやメモリの使用状況を分析し、CPUやメモリが十分に活用されておらず、リソースが過剰割り当てとなっている仮想マシンを検出します。

  • 一定時間起動していない仮想マシンを見つける方法

Powered Off VMs(パワーオフVM検出)レポートを使用することで、指定した期間中、起動していなかった仮想マシンを検出することができます。

  • アイドル状態の仮想マシンを見つける方法

Idle VMs(アイドル状態マシン検出)レポートでは、システムが利用可能ではあるが、何の処理も行われていない、動きがない状態であるアイドル状態の仮想マシンを見つけることができます。パラメーターとして、CPU、メモリ、ディスク、ネットワークの使用率のしきい値を指定し、仮想マシンの最大リソース使用率がこのしきい値を指定した期間、下回っていた場合に検出します。

  • 追加可能なマシンの台数の予想

How Many More VMs Can be Provisioned(追加可能VM数検出)レポートでは、現在の仮想環境に対し追加できる仮想マシンの数を予測します。これはデータストアの空き容量のみで判断するものではなく、メモリやCPUの使用率といった多角的な観点から、稼働可能な仮想マシンの数を求めることが出来ます

  • リソース枯渇までのタイムリミットを予測する方法

Capacity Planning(リソース状況予想)レポートは、CPU、メモリ、データストアの空きスペース、読み込み・書き込み速度といったリソースの使用率を分析し、しきい値に到達するまでの日数を予測することで、効率的なハードウェアの追加を実現します。

 

各レポートの詳細等についてはホワイトペーパー「Veeam ONEでの仮想環境の最適解への導き方」をご参照ください。

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