概要
Veeam Backup と Symantec NetBackup 6.xのインテグレーション方法について概略を説明します。
●インテグレーション・ステップ:
1.バックアップ・プロキシーにアクセス可能なフォルダを作成します。これはVeeam Backupジョブを設定する前に行うことが重要です。
Veeam Stencilを使用することでMicrosoft Visioを使用してネットワーク図等を作成する際に、ESXサーバー、ストレージ等のイメージ画像の使用が可能になります。
※Veeam Stencilの提供する画像は
・Microsoft Office Excel
・Microsoft Office PowerPoint
のシートにも貼り付けることが可能です。
■条件
PCにMicrosoft Visioがインストールされていること。
①Microsoft Visioを起動します。
②veeam_stencil.zipを解凍してveeam_stencil.vssをダブルクリックします。
③veeam_stencilが起動します。画面のイメージをMicrosoft Visioの編集画面にドラッグ&ドロップします。
④このような画像を使用することが可能です。
Q1:フルバックアップのスケジュール化は可能か?
A1:差分バックアップを行っているJobに対してフルバックアップのスケジュールを設定する
ことはできません。
フルバックアップのみを行うJobを新たに作成してスケジュールの設定を行なえば可能で
す。
Q2:1つのSQLServerに複数のVeeamBackupをコネクトできるか。
A2:可能です。
※VeeamBackupの台数分SQLServerにインスタンスを作成する必要があります。
Veeam Backupのインストール時に接続先のSQLServerをローカルPC以外に接続する場合はSQLserverのeditionに応じて設定を変更する必要があります。
【SQLServer express edition 2005の場合】
1.接続の際の設定
VeeamBackupをインストールするPCと同じ名前、パスワードのアカウントを接続先のSQLServer express editionがインストールされているPCに作成。
2.テーブルを作成する際の確認
接続先のSQLServer express edition、インスタンスのサーバーロール名sysadminにBuiltIn/Usersが追加されているか確認します。