StarWind機能用語説明:


●Active-Active HA( High Availability)ストレージ・アーキテクチャ

StarWindのActive-Active HA( High Availability)ストレージ・アーキテクチャは自動フェイルオーバーとフェイルバック技術でシンクロミラーリング(レプリケーション)を使用することで、ノードがフェイルした時にSANが適切なオペレーションが続けられることが可能になります。

●Unified storage SAN/NAS (SAN/NAS統合ストレージ)

StarWindのSAN/NASクラスタ・ファイル共有で共有SANの高パフォーマンスとネットワークファイル共有の利点を組み合わせた統合ストレージ・プールを構成することができます。この機能を使用して、ユーザは1つの物理ストレージ・インフラで、事業継続と保全、そしてファイル共有オプションの2つのグローバルなストレージに関連するタスクを実行できます。

SAN/NASクラスタ・ファイル共有はファイル・ベース (NAS)とブロック・レベル (SAN) データの両方を管理することができます。StarWindはNASのCIFSとNFSプロトコールとSANのiSCSIプロトコールをサポートする仮想化されたマルチ・プロトコール集中ストレージで構成されています。

●WAN経由でのリモート・レプリケーション

WAN経由の非同期レプリケーションにより 連続するストレージ・オペレーションと24/7のビジネス連続性用のファイルオーバとリカバリが可能。

●Disk Bridge:

ディスク・ブリッジ(Disk Bridge)のプラグインを使用して物理ハードデバイス全体をエクスポートすることができます。SPTIモジュールでデバイスをエクスポートするようできますが、しかしディスク・ブリッジ・モジュールはSCSIレイアーのエミュレーションを行うわけではありません。SCSIレイアーはどんなタイプのハードドライブ (PATA/SATA/RAID) でもリモートのイニシエータ・クライアントとしての使用を可能とします。
リモートのイニシエータ・クライアンはiSCSIターゲットとしてSCSI-3コンパチを要求します。

例:VMware ESXはディスク・ブリッジ・ターゲットとうまく稼動可能です。

●SPTI :

SPTIは、SCSI Pass Through Interfaceの略称で、SCSIデバイスを制御する インタフェースです。 周辺機器にSCSIコマンドを送信する手段としてSPTI(SCSI Pass Through Interface)がありす。SPTIを用いたプログラミングにはDDK(DriverDevelopment Kits)が必要になります。以前はDDKはmicrosoftのHPからダウンロードできたのですが、現在はWinXPのDDKのみ注文することで入手できます。XP以外のOSのDDKはもはや入手不可能になってしまいました。

●CDP(Continuous Data Protection )/Snapshots:

即時点でのスナップショット:個別ファイル、フォルダ、または全ボリュームのリカバリ用ライブ・スナップショットにより、故障時点へのボリュームのロールバックが可能。

●グローバル重複排除
このエンタープライズ・クラスの機能はすべてのVMとストレージ・プール内に渡る多重なデータをサーチして、除外します。ストレージ・スペースの有効利用、バックアップ時間の短縮、高い生産性をを確実にします。

●Thin Provisioning シン・プロビジョニング

高機能ディスク利用で、事前なディスク購入が不要。シン・プロビジョニングによりボリューム上でデータに必要な最低限のスペースをアロケート。

●High Speed Caching:

I/Oパフォーマンスのスピード・パフォーマンスを向上させるための高機能なキャッシング機能

●モニターと通知サービス

StarWindはユーザのSANでのプロセスをモニターする各種サービスと、タイムリーな関連するイベントの通知を提供します。これらのサービスはSANのインフラの信頼性を高めるものです。

StarWind 通知システムに含まれるものは:
– ポップアップ通知
– E-mailレポート
– システム・イベント・ログ
があります。

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