Backup Mode「Reversed Incremental」で作成されるファイルについて


※現バージョン(v7.0)では修正済みです。(記:2014/01/10)

Veeam Backup & Replication(※以下Veeam)で「Reversed Incremental」モードで処理を行うことで下記のような特徴があります。

■特徴
・このモードでは既存のフルバックアップファイル(拡張子.vbk)の差分ファイル(拡張子.vrb)の内容を毎回マージしていきますので最新状態にリストアしたい際に迅速な復旧が可能です。

■関連サイト
Backup Mode「Reversed Incremental」の説明【VMWare専用 バックアップ & レプリケーションソフト Veeam】

しかし「Reversed Incremental」を利用して仮想マシンのバックアップを行う場合はVeeamで処理を行う毎にフルバックアップファイルのサイズが増加し続けます。このフルバックアップファイルのサイズが増え続ける現象は下記の方法で回避可能です。

【回避方法】
もう一度フルバックアップから取得し直します。差分の内容がマージされていない新しいフルバックアップファイルが作成されます。
その後は新しいフルバックアップファイルに差分の内容はマージされていきます。

※注意点
・古いフルバックアップファイルはユーザーが手動で削除する必要があります。

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