VeeamON 2017 in ニューオリンズ セッション情報④


セッション情報その④ VeeamON最終日の第2弾です。その①その②その③もご覧ください。

What’s New in v10: A Deeper Dive

デモベースにVeeam v10の新機能を紹介するセッションです。


  • Veeam Agent管理

    Veeam Backup & Replicationコンソールから各Veeam Agentのスケジュール等のジョブ設定が行えます。その際にジョブの管理まで、Veeam Backup & Replicationに任せるか、設定だけ適用し、ジョブの管理はVeeam Agentに任せるか(Veeam Backup & ReplicationサーバとVeeam Agentサーバの通信があまり良くない場合に推奨)、どちらかを選ぶことができます。

  • 共有ファイルのバックアップ

    NFS、SMBの共有フォルダ内にあるファイルをバックアップ可能です。既存のファイル、削除されたファイルそれぞれでバージョン管理による世代の保持が可能です。


  • Veeam CDP

    vSphere API for I/O filtering (VAIO)を使用し、ディスクI/Oをデータストアにバックアップすることで、秒単位でのRPOが可能になります。これにより営業時間内はVAIOによる細かいRPO、営業時間外にはVSS等による静止をしっかり行った確実にレプリケーションというように使い分けることが可能です。

  • アーカイブリポジトリ

    Amazon S3、Glacier、Azure Blob Storage、S3互換のオブジェクトストレージをリポジトリとしてサポートします。スケールアウトリポジトリの一部として使用し、一定期間を過ぎたバックアップをアーカイブしたり、特定のバックアップのコピーを作成したりといった使い方があります。


  • セルフサービスバックアップ

    現在、vCDでサポートしているように、指定したユーザごとにセルフサービスバックアップが可能になります。

Veeam on IBM Cloud

IBM Cloud上のVeeam利用についてのセッションです。前半はIBM Cloud for VMwareについて、そのメリットの紹介。そして、そのバックアップ方法として、IBM Cloud上に構築されたVeeamを使うメリットとアーキテクチャを紹介しています。最後にオンプレ、IBM Cloudをつなぐ方法としてVPNの他にDirect Linkというセキュアなプライベートネットワークアクセスを紹介しており、それについての説明が行われていました。


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