Veeam Ver9.5u4 テープ機能追加:NDMP v4とWORM形式対応【Veeam Backup & Replication】


あまり、大きく宣伝されていませんが、Veeam Backup & Replication 9.5u4にはNDMP v4でNASボリュームをテープにアーカイブする機能とWORM形式のテープメディアの対応が機能追加として盛り込まれています。今回はこれらの機能に関してご紹介します。

NDMP to テープバックアップ

ボリュームレベルでNASをテープにアーカイブし、万が一の場合にリストアを実施するための機能です。万が一の最後の手段として、NASのデータをアーカイブすることを目的としており、機能としてはとてもシンプルです。

※v10で追加を予定しているNAS等ファイル共有を含むファイルレベルのバックアップ機能とは別のものです。

※ この機能を利用するにはEnterprise Plusエディションである必要があります。

VeeamコンソールでNDMPサーバ(サーバ名またはIPアドレス、ポート、認証情報)を追加します。

追加するとINVENTORYビュー、NAS上のボリュームを確認できます。この画面で対象のボリュームを右クリックして、テープへのアーカイブジョブを作成します。

通常のファイルtoテープジョブと同様の設定でアーカイブする構成を行え、作成したジョブを実行すれば、NDMPでテープにアーカイブが行われます。

また、リストアも通常のテープからのファイルリストアと同様に実施いただけます。

WORM形式のテープメディアの対応

もう一つの機能追加がWORM形式のテープ対応です。WORMは一度、書き込んだデータを後から変更、削除できない追記型のテープメディア(カートリッジ)であり、データの改ざんや消去などを防止することができます。このため、アーカイブデータの完全性保持のために多く用いられています。

このWORM形式のテープメディアに対応し、WORM形式専用のメディアプールを作成できるようになりました。

専用といっても特に難しいことはなく、通常のメディアプールと基本的に同様です。異なる点は、データは削除、変更できないため、データ保持ポリシーがグレーアウトし設定できないという点のみです。あとは通常のテープへのアーカイブと同様にバックアップを実施できます。

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