次期Veeam v13を先取り検証:バックアップインフラストラクチャのロックダウンモード[Veeam Backup & Replication v13 Beta2]


2025年中のリリースを目標としているVeeam v13のベータ版が入手できましたので、弊社クライム内で試した結果を紹介していきます。

※リリース前の検証であり、本記事で紹介している手順や機能、仕様はリリースに伴い変更される可能性があることをご了承ください。

v13先取り検証記事

OVAでのインストール編
・バックアップインフラストラクチャのロックダウンモード


この記事ではロックダウンモードについて紹介します。これは、VBRへのバックアップインフラストラクチャの追加を制限する便利なセキュリティ機能です。

バックアップインフラストラクチャとはVMware、Hyper-Vのようなバックアップ対象となるサーバーやVeeamでバックアップを行うために必要なコンポーネントを構成するWindows、Linuxマシンです。

ロックダウンモードによってランサムウェア等に侵害されたサーバーが攻撃者によってVeeamサーバーに登録されることを防ぐことができます。

Veeamアプライアンス自体を管理するVeeam Host Management Consoleから設定できます。

ロックダウン モードが有効なときに新しいインフラストラクチャを追加しようとすると、拒否するメッセージが表示されます。

有効化は簡単ですが、無効化するためには、セキュリティオフィサーの許可が必要です。

Veeam Host Management Consoleにセキュリティオフィサーのアカウントでログインすると、リクエストが来ているので、許可することでロックダウンモードが無効化されます。

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