Cloud Berry Backupを使用したOracleデータベースのクラウドへのバックアップ


CloudBerryを使用してOracle データベースのバックアップを行う際は、バックアップ計画に追加の設定を行うことで、クラウド上にOracleのバックアップを転送することが可能です。

まず処理の流れですが、RMAN(Oracle Recovery Manager)と連携するスクリプトを走らせることで、Oracleのバックアップファイルを作成した後に、CloudBerryによりクラウド上への転送を実行するというものです。設定手順は下記になります。

1. Oracleバックアップファイル保存のためのフォルダを作成

適当なフォルダを作成します。今回は下記フォルダを作成しました。
E:\Oracle\backup
Oracleバックアップファイル保存のためのフォルダを作成

2. スクリプトの作成

RMANを使用するためのスクリプトを作成します。RMANはOracleをインストールする際にデフォルトで含まれており、Oracleバージョン8からはバックアップやリカバリ機能を備えています。
実際に使用するスクリプトは下記になります。
—————-
CONNECT TARGET SYSTEM/MANAGER
BACKUP DATABASE FORMAT=”E:\Oracle\backup\%U”;
—————-

このスクリプトはSYSTEMユーザとしてOracle DBに接続し全ての重要なデータファイルやテーブルスペース、ログ情報をコピーしファイルとして作成します。
※上記スクリプトを実行するためには、事前にOracle DBをアーカイブログモードに設定している必要があります。

このスクリプトを記載したファイル名を「backup.rman」と変更し、下記ディレクトリに配置します。
E:\Oracle\backup\backup.rman
スクリプトの作成

3. CloudBerryのバックアップ計画設定(バックアップ元)

CloudBerryからバックアップ計画を設定します。バックアップ先のクラウドなどを設定した後、バックアップ元に1で作成したフォルダを指定します。
バックアップ元設定

4. CloudBerryのバックアップ計画設定(フィルタの詳細設定)

作成された全てのOracle DBのバックアップファイルを転送するために、「空きフォルダのバックアップ」を有効にし、「システムファイルと隠しファイルをバックアップしない」を無効にします。
フィルタの詳細設定

5. CloudBerryのバックアップ計画設定(前後のアクション)

「バックアップ実行前にこのコマンドを実行」を有効にし、RMAN.exeと、2で作成したスクリプトを指定します。
前後のアクション設定

上記設定を行った後に、作成したバックアップ計画を実行することで指定したクラウド上にOracle DBのバックアップを転送できます。

注:Oracle DBのバックアップはCloudBerry Ultimate Editionが必要になります。

CloudBerry Backupでクラウドに保存したOracleバックアップからのリストア方法こちら です。

● NAS(Network-attached Storage), ローカル・ストレージへのバックアップ方法はこちらです。

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