マイクロソフト VSS 機能のバグの Veeam への影響【Veeam Backup & Replication】

マイクロソフト VSS 機能には特定の状況下でデータが破損するバグが見つかっています。
http://support.microsoft.com/kb/2748349

Veeam Backup & Replication(以下、Veeam) では VSS 機能を利用して整合性のあるバックアップ、レプリケーションを行う機能がついているため、このバグが Veeam に対してなにかしらの影響があるのではないかと気になります。

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Veeam Backup & Replication がHP 3PAR StoreServ 7000 Storageをサポート

Veeam Softwareは、HPとの統合を強化して、HP 3PAR Virtual Copy Softwareを使用したSANスナップショットからのHP 3PAR StoreServ 7000 Storageのリカバリをサポートすることを発表しました。現在、IT管理者は、Veeam Explorer for SAN Snapshotsを使用することにより、Veeam Backup & Replicationアプリケーション内で、HP StoreVirtual Storageのスナップショットから仮想マシン(VM)やデータを直接回復することができます。新しいHP 3PAR StoreServ 7000 Storageおよびその他すべての3PARモデルのサポートは、2013年上半期から開始する予定です。

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様々な状況に対応するアラーム機能【Veeam ONE】

Veeam ONE では仮想インフラの監視に最適化されたアラームが用意されております。下記のそれぞれのインフラにあわせた200以上のアラームに、そのアラームの発生原因から解決方法までを記載したナレッジベースも備えています。

■VMware vSphere
vCenter Servers, clusters, ESX(i) hosts (hardware, connection state, CPU and memory usage), virtual machines (CPU ready time, CPU and memory usage), datastores and “any objects”

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ここが違う、Veeam Backup & Replication の機能と特長

Veeam Backup & Replication(以下 Veeam) の斬新な機能、特長を紹介します。

■アーキテクチャ

(1)1つのコンソールで VMware/Hyper-V 2つのハイパーバイザのバックアップ/レプリケーションが可能
Veeam はバックアップとレプリケーションの統合ソリューションです。1種類のライセンスでバックアップとレプリケーション両方の機能が使用可能です。
また、VMware と Hyper-V という異なるハイパーバイザも1つのコンソールでまとめて処理が可能になっております。

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[Version6.5 の新機能]強力な Veeam B&R サーバの管理機能(Reporter)【Veeam ONE】

Veeam ONE Version 6.5 から、Veeam ONE に Veeam Backup & Replication サーバを追加することで、バックアップジョブの最新のステータス情報をまとめたレポートや、バックアップリポジトリ(バックアップファイル保存先)のディスクスペースを将来的に使い果たすまでの期間を予測したレポートを作成することできます。

1. Protected VMs
仮想環境内の仮想マシンが指定された期間内に正常な復元ポイントを持っているか検証し、仮想マシンの保護が行われているかを評価します。
対象の仮想マシンが RPO の要件を満たしているかを確認し、要件を満たすために必要な情報を提供します。

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VMware KB:「VDDK5.1でのバックアップ/リスト問題」に関するVeeam社の正式見解

先日、VMware社からKnowledge Baseとして「Third-party backup software using VDDK 5.1 may encounter backup/restore failures」が公開されました。

それに関するVeeam社からの正式見解「Modern Architecture Wins Every Time: Veeam Customers Unaffected」が発表されましたので、その概略をアップします。

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知りたい情報のみを集めたカスタムレポート【Veeam ONE】

Veeam ONE では50以上のレポートテンプレートが用意されております。
これらを使用することで、対象オブジェクトと期間の設定だけでレポートの作成が可能です。

しかし、テンプレートを使用した場合、欲しい情報が足りなかったり必要ない情報が含まれていたりすることもあります。
そのようなときには50種類以上のパフォーマンスデータ(CPU 使用率、Datastore I/O、Adapter read latency など)から必要なデータのみを集めたカスタムレポートを作成することが可能です。

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Version 6.5で強化されたスケジュール機能【Veeam Backup & Replication】

大々的な機能追加ではありませんがVer6.5ではバックアップ、レプリケーションジョブのスケジュール機能が強化されました。

  • 数時間おきに実行する定期ジョブの開始時間を分単位で指定可能
  • 指定したジョブの後に実行する設定がスケジュールに追加

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Veeam自身のジョブ情報や接続情報をバックアップ・リストア【Veeam Backup & Replication】

もしもバックアップサーバ自体に障害が発生し、設定情報が全て消えてしまった場合、バックアップなどを再開するために改めてESXiやHyper-Vを登録し、大量のジョブを作成するには大変な手間と時間がかかります。

しかしVeeam Backup & Replication Ver6.5の新機能であるVeeam構成バックアップ機能を利用すれば、その手間を大きく短縮し、すばやくバックアップやレプリケーションを再開することが可能です。
※Veeam構成バックアップ/リストア機能は、Veeamサーバ自体の移行用途で用いることも可能です。

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[Version6.5 の新機能]強力な Veeam B&R サーバの監視機能(Monitor)【Veeam ONE】

Veeam ONE Version 6.5 からは Monitor に接続された Veeam Backup & Replication サーバのリアルタイム統計情報を収集し、詳細なパフォーマンスデータを提供しています。

1.バックアップインフラ全体の監視
Backup、Replication、SureBackup のジョブの最新ステータスや最も使用されているプロキシ、リポジトリを確認することができます。

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「Veeam Backup & Replication」Version 6.5を11月1日よりリリース開始

VMware vSphere®およびMicrosoft Hyper-V対応の強力で使いやすい統合災害対策ソリューションである「Veeam Backup & Replication」Version 6.5を11月1日よりリリースすることを発表しました。

この新リリースには、重要な追加機能として、VMware vSphere® 5.1およびWindows Server 2012 Hyper-Vのサポートです。Veeamは業界で初めて、この2つの新しいハイパーバイザー・プラットフォームのどちらにも対応するソリューションを提供します。

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[Version6.5 の新機能]キャパシティ・プランニング【Veeam ONE】

Veeam ONE Version 6.5ではキャパシティ・プランニングを行う上で目安となるレポートパックが追加されます。
これらのレポートでは将来的に使用されるリソースの予測や、ディスクの割り当てなどの推奨設定を知ることができ、最適なシステム構成や将来的なシステム構成の計画が可能です。

キャパシティ・プランニングレポートの一部をご紹介します。
■Capacity planning
リソースの使用率が設定されたしきい値に達するまでの日数を予測します。

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Hyper-V仮想マシンにゲストファイルを直接リストア【Veeam Backup & Replication】

前回の記事ではVeeam Backup & Replication 6.1 Standard EditionでのHyper-V仮想マシンのゲストファイルのリストアについてご紹介させていただきましたが

Hyper-V仮想マシンのゲストファイルを簡単にリストア【Veeam Backup & Replication】

今回はVeeam Backup & Replication 6.1 Enterprise Editionでのみ使用できる1Click File Restoreについてご紹介させていただきます。1Click File RestoreではスタンダードエディションのようにVeeamコンソールから操作するのではなくWebブラウザから操作するEnterprise Managerを使用します。

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Hyper-V仮想マシンのゲストファイルを簡単にリストア【Veeam Backup & Replication】

Veeam Backup & Replication 6.1のFile Level Restore機能を用いることでHyper-Vの仮想マシン(Windows OS)をゲストファイルを簡単に素早くリストア可能です。

これによりオリジナルの仮想マシン内の設定ファイルを間違えて書き換えてしまい、サーバとして機能しなくなってしまった場合などに、仮想マシン全体をリストアするのではなく、そのファイルのみをリストアすることで、迅速な復旧ができます。

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仮想環境の変化に合わせて柔軟に対応可能【Veeam Backup & Replication】

Veeam Backup & ReplicationにWindow系のマシンを登録することで、そのマシンをバックアップやレプリケーションの処理を行うProxyサーバとして利用できます。このProxyサーバをSAN環境や仮想環境に配置することで処理自体を高速に行うことも可能ですし、仮想環境の追加導入や既存環境のDR環境構築などを容易に構築、管理できます。

参考:Veeam Backup & Replication Version 6のバックアップ、レプリケーション時の処理モードX 3

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バックアップ・レプリケーションするディスクの除外設定【Veeam Backup & Replication】

Veeam Backup & Replication ではバックアップ・レプリケーションを行う仮想マシンに対してディスクの除外設定が行えます。

一つの仮想マシンが複数のディスクを持っているとき、その中にはさほど重要ではないデータが入っているためバックアップを取得しなくてもよい仮想ディスクが含まれることもあります。
そのようなときにバックアップを取得しなくてもよいディスクを除外することで、必要以上にバックアップファイルが大きくなることを防ぎます。

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[Version6.5 の新機能]Veeam の構成のバックアップ【Veeam Backup & Replication】

Veeam Backup & Replication Version6.5 の新機能を紹介します。

Version6.5 では Veeam の構成のバックアップ/リストアが可能になりました。
・バックアップインフラストラクチャの構成データ:vSphere/Hyper-V ホスト、HP の SAN ストレージ、バックアッププロキシ、バックアップリポジトリなど。
・ジョブ構成データ:バックアップやレプリケーションのジョブ、登録されたバックアップファイルやレプリカ、リストアポイントなど。
・Veeam の設定:ユーザの役割、SMTP の設定など。

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Veeam Explorer for SAN snapshots:SANスナップショットからのユーザ・データのリカバリ

SANスナップショットはユーザのデータを安全に保つためにはもっとも高速な手法です。特にVAAIのようなオフローディングAPIを使用している場合です。高速で、タイムフレームも小さいので、ユーザはバックアップ手法としてSANスナップショットとして使用を希望します。それにはいくつかの問題があります。最初の問題はユーザが長時間のリテンションを望んだ場合、すべてのスナップショットをオンラインで保持する必要があり、ユーザのストレージ・アレーに多くの貴重な本番データが必要になります。次に多くのSAN製品ではネスト化されたスナップショットのLUNではフルに稼働することは難しいです。

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Veeam ONEのアラーム、監視情報をSNMPにより通知

Veeam ONEで設定したアラームはそれをトリガーにメール、SNMPでの通知、任意スクリプトの実行が可能です。今回はSNMPでの通知方法について紹介させていただきます。

インストールPCの設定

1. SNMP機能を有効化します。

2. SNMPサービスのプロパティを開きます。

3. トラップタブからコミュニティと送信先のIPアドレスもしくはホスト名を設定します。

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Veeam Backup & ReplicationのSNMPトラップによるジョブ完了通知

Veeam Backup & ReplicationはSNMPのトラップにより、ジョブが成功したか失敗したかを通知することが可能です。利用するためにはVeeam Backup & Replicationでの設定とVeeam Backup & ReplicationをインストールしたPCで設定が必要です。以下実際の設定例です。

1.Veeam Backup & ReplicationをインストールしたPCのSNMP機能を有効化

2.有効化したSNMPサービスのプロパティのセキュリティタブにコミュニティ名と、トラップを送信するIPを追加します。

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Veeam Explorer for Microsoft Exchange

Veeam Explorer for Microsoft ExchangeはバックアップされたMS Exchange VMに対しての可視化を可能とします。仮想マシン(VM)管理者はエージェントを使用することなくExchangeの各アイテムを見つけ、抽出することができます。

●圧縮されたバックアップからExchangeデータベースを直接ブラウズし、短時間でメールボックス・データベースをサーチすることができます。
●アドバンスなサーチ機能により複数のExchangeメールボックス・データベースを隔てる特定のアイテムとオブジェクト・タイプをサーチすることができます。
●アイテムをPSTファイル、MSGファイルへのエクスポート、添付としての転送が可能です。

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Veeam ONEからVeeam Backup and Replicationのジョブを監視可能

Veeam ONE Monitor Clientからホストや仮想マシンを監視している際に、下の図のようにVeeam B&Rのジョブがどの時間帯に実施されているかを監視することが可能です。これにより、Veeam ONEで障害がどの時点から発生していて、どの時点のリストアポイントで仮想マシンのリストアを行えばいいかを簡単に決定することができます。


そのジョブを実行しているエリアをクリックしますと下の図のように詳細な情報が表示され、ジョブ名と、ジョブが成功したか、失敗したかを確認することもできます。

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Hyper-V仮想マシンのバックアップ、レプリケーション処理サーバについて(On-host とOff-hostモード)

Hyper-V仮想マシンに対してVeeam Backup and Replicationによるバックアップ、レプリケーションを行う際にはHyper-Vの役割を有効にしたマシンで処理を行います。そのため特に設定せずにバックアップを行った場合、仮想マシンが稼動しているHyper-Vホスト自体で処理を行います。そのため任意で処理サーバを設定する場合はジョブ作成時のProxy設定からOn-host、Off-hostを設定します。

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プロキシーによる仮想マシン・レプリケーションの可用性、パフォーマンス、そしてインテリジェンス[Veeam Backup & Replication]

Veeam Backup & Replication Ver6から多くの機能が加わりましたが、その1つがProxy(プロキシー)です。

多くのコンディションでは自動プロキシー選択で充分、安全なデフォルト・コンフィグレーションとして推奨されています。

レプリケーション・プロキシー選択のヒントとして、ソースとターゲットの両方の場所での識別された複数のプロキシーを持つことができます。この新機能のユニークなところはサイト間でプロキシー・ツー・プロキシー間のコミュニケーションができることです。これは帯域幅に制限がある使用状況では重要なことです。プロキシー・ツー・プロキシーのコミュニケーションではユーザがデータを効率に配置できないvSphere (または Hyper-V)ホストに仮想ディスク・コンテンツを挿入した時にトラフィックを圧縮します。よい例は、ディスク全体を読んで、それが1,000,000ゼロを持っていることを確認するとします。通常はそれらを取得して、リモート・サイトにWAN経由ですべての1,000,000ゼロを移動させます。プロキシー・ツー・プロキシーのコミュニケーションでは、近くにあるプロキシーがデータ・プロファイルを取得し、リモート・プロキシーに1,000,000ゼロを書き込むように指示し、リモート・プロキシーはLANまたはSANスピードでそれを行います。

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より使いやすくなったVeeam Backup & Replication Version 6.1のインターフェイス

Ver 6.1からVeeam Backup & Replicationのインターフェイスが変更されました。大きな変更点としては、ツリービューのグループ分けと選択した項目に応じたアイコンの表示です。

Ver 6.0ではツリーに大量の項目が並んでいますが(左の画像)、Ver 6.1では左下にBackup & Replication(ジョブに関する項目)、Virtual Machines(仮想マシン一覧)、Files(接続しているサーバのファイル)、Infrastructure(接続しているサーバの役割(プロキシやバーチャルラボなど))、History(ジョブなどの履歴)というようにグループ分けされ、目的の項目を迷わず選択できるようになっています(右画像)。

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