CloudBerryのブロックレベルバックアップでのバージョン(世代)保持の考え方


CloudBerryでは変更ブロックのみのバックアップを行うブロックレベルバックアップの機能があります。
こちらは下記の画像のようにスケジュール設定にて「繰り返し」か「定期的」を選択すると設定できるようになります。

「繰り返し」を選択した場合

「定期的」を選択した場合

これにより、初回は指定された全てのファイルをフルバックアップ(全てのブロック)し、2回目以降は変更ブロックのみをバックアップできます。また保持世代数を指定することにより古いデータを自動的に削除することも可能です。保持世代数もバックアップ計画で設定します。
CloudBerryの世代数

ただ、ブロックレベルバックアップで取得した世代をリストアする際には、元となるフルバックアップデータからのつながりが必要となるため、一時的に保持世代数が設定した値より多くなることがあります。これは定期的にフルバックアップを実施することで、新たなつながりが確保され世代数の制限を維持することができます。

例えば、世代保持数を3世代として設定した場合は以下のようにファイルは保持されます。


実施されるバックアップ       保持しているバックアップ


①F1 – フルコピー#1           フルコピーF1


②D1.1 – 変更部分#1.1         変更されたブロックD1.1とフルコピーF1


③D1.2 – 変更部分#1.2          D1.2、D1.1、F1


④D1.3 – 変更部分#1.3          D1.3、D1.2、D1.1、F1
F1を保持していないと世代のつながりから最新の3世代に含まれるD1.1、D1.2、D1.3の
リストアが実施できないためこの時点ではF1は削除されません。


⑤F2 – フルコピー#2             F2、D1.3、D1.2、D1.1、F1
※F1、D1.1を保持していないと世代のつながりから最新の3世代に含まれるD1.2、D1.3の
リストアが実施できないためこの時点ではF1、D1.1は削除されません。


⑥D2.1 – 変更部分#2.1           D2.1、F2、D1.3、D1.2、D1.1、F1
※F1、D1.1、D1.2を保持していないと世代のつながりから最新の3世代に含まれるD1.3の
リストアが実施できないためこの時点ではF1、D1.1、D1.2は削除されません。


⑦D2.2 – 変更部分#2.2            D2.2、D2.1、F2
※この時点でD1.3、D1.2、D1.1、F1の全てが最新3世代ではなくなり、
最新の3世代をF2からのつながりで保持できるためこれらが削除されます。


ブロック単位世代

このように要件に合わせて世代数や、フルバックアップのスケジュールを調整することで、任意の世代保持を行うことができます。

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