CloudBeery Backup Ver6.2がリリースされました。その主な新機能を紹介します。
- MS Exchange 2013から2019(ベータ版)のアイテムレベルのリストアのサポート
CloudBerry Backup 6.2は、Microsoft Exchange Server 2013から2019のアイテムレベルリストアをサポートしました。
そのため、現在サポートされるMicrosoft Exchange Serverのバージョンは下記となります。
・Microsoft Exchange Server 2010
・Microsoft Exchange Server 2013
・Microsoft Exchange Server 2016
・Microsoft Exchange Server 2019
アイテムレベルのリストア機能を使用すると、MS Exchangeデータベース全体ではなく、バックアップストレージから選択したオブジェクトのみを復元できます。
Microsoft Exchange Serverのバックアップ方法はこちら
- イメージバックアップの一括削除機能
以前はイメージベースのバックアップを1つずつしか削除できませんでしたが、CloudBerry Backup 6.2では一括で削除できるようになりました。
この改善により、イメージベースのバックアップの管理がより快適になります。
- リアルタイムバックアップ機能の改善
以前は下記についてのリアルタイムバックアップ機能は正しく動作しないため、推奨されていませんでした。しかし、CloudBerry Backup v6.2からの機能改善によりこれらのリアルタイムバックアップも可能になりました。
・共有フォルダ
・NASストレージ
・Microsoft Officeファイル
- 帯域幅スロットルの改善
CloudBerry Backup 6.2は、帯域幅の機能がより強化されました。
バックアップ計画が実行され、バックアップサービスにアクセスを開始すると制限された帯域幅でデータが処理されます。この時、帯域幅は実行中のバックアップ計画の数で分割されます。この分割の際には、バックアップ計画の実行場所(ローカルストレージやクラウド)も考慮します。分割が完了すると、新しい帯域幅の値が実行中のバックアップ計画に反映されます。それぞれのバックアップ計画はこの分割された帯域幅で処理を行います。
バックアップ計画が終了すると、バックアップ計画の完了に関する情報がバックアップサービスに反映されます。その後、実行中のバックアップ計画の数で新しい帯域幅が再計算されます。再計算された値で新たに帯域幅を分割し、実行中のバックアップ計画に反映されます。
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