DBMoto7の主な新機能について


DBMoto 7はCDC(Change Data Capture)とリアルタイム・データベース・レプリケーション・ソリューションの最新バージョンです。DBMoto7はエンタープライズ環境で要求される多重データベース間でのデータ同期、リモート管理、高度なセキュリティ機能などのオプション機能を取り揃え、レプリケーション結果のモニターと比較手法を準備しています。

■ マルチ・サーバ機能

DBMoto7では今までの2つのデータベース間のデータのシンクロナイゼーション(同期化)に追加して多重データ・ソース間でのシンクロナイゼーションを可能としています。

またDBMoto7はOracle RACのようなデータベース・クラスタ間でのレプリケーションのサポートと、さらにMicrosoft Windowsクラスタ環境での実行を確立しています。

これらの新たなサーバ機能は指定した遠隔地や複数の場所からのDBMotoのリモートでの管理・制御を可能としています。

■ データ管理のためのセキュリティ強化

DBMoto管理者はDBMotoのセキュリティ機能かMicrosoft Windows Integrated Securityを利用してファンクション・レベルでのオペレーションに関してマルチ・ユーザ・アクセスを管理することができます。

DBMoto7はソースとターゲット・データベースのテーブルへのアクセスを柔軟に管理・フィルタリングできる新規オプションがあります。

新たなメタデータの管理機能拡張が、バックアップ/リカバリ・オペレーション、ディザスタリ・リカバリ・プラン、データ・マイグレーションとアップデート/再インストールの簡素化をサポートします。
*レプリケーションの実行環境情報はメタデータ・テーブルに保存されます。

■ データ監査機能

DBMoto7はデータのレプリケーション前と後でのデータの比較・管理を可能としています。これにより、レプリケーションのデザインと構成の正確度を向上させることができます。
この新たなデータ監査機能により、ログ・テーブルに変更したデータのエクスポート、そのファイル・フォーマットの選択を可能とします。

■トランザクション・データ・レプリケーション用のデータベース・サポートを拡充

DBMoto 7はIBM DB2 LUWをソース・データベースとしたCDC(Change Data Capture)とシンクロナイゼーション用のトランザクション・ログ・ベースのサポートと、同様に基幹業務アプリケーションのデータ・タイプのサポートを提供します。

サポートするデータベースの拡充としてIBM DB2, Oracle, Microsoft SQL Server等からのNetezzaデータウェアハウス・アプリケーションをターゲット(複製先)としてのレプリケーションとCDC機能を追加しました。

さらに追加機能として、DB2 for IBM iのジャーナル入力の低減化、各種データベースでのXMLデータ・タイプのサポートがあります。

■GUIのカスタマイズ化

新規DBMoto Management Centerは各ユーザごとに簡単にGUIをカスタマイズが可能です。ウィザードと機能はそのままで簡単にナビゲーション・オプションを追加することができます。

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