今年も、ラスベガスにおいて10/26から10/29の期間で、VeeamONが開催されます。VeeamONはVeeam社主催の大規模セミナーの位置づけとなっており、VeeamONに参加しているクライムエンジニアからセッション内容を中心に報告させていただきます。
http://www.veeam.com/veeamon
VeeamONの3日目である10/28では、オープニングセレモニの位置づけとして、ゼネラルセッションが開催されました。今回のブログでは、10月28日のゼネラルセッションの内容を紹介していきます。
当日のゼネラルセッションでは、VMwareのCOOとの対談や、導入事例の紹介やユーザ対談など様々なコンテンツや、Veeam version 9 の機能を、劇場形式のシミュレーション、デモを通して紹介するなどの試みがありました。紹介された主なver9の機能は下記の機能です。
・EMCストレージのストレージスナップショットを使用してバックアップを行いたい
⇒EMC VNX, VNXeとの連携
・クラウドへ仮想マシンを安全、簡単にレプリケーションしたい
⇒Veeam Cloud Connect レプリケーション
・リポジトリを効率よく使用したい
⇒スケールアウトリポジトリ
・Oracleをテーブルレベルでリストアしたい
⇒Veeam Explorer for Oracle
さらに、注目すべき点としてLinuxマシンのバックアップが簡単に実施できる、「Veeam Backup for linux」がリリース予定との発表がありました。
http://www.veeam.com/blog/announcing-linux-server-backup.html
Veeam Backup for linuxはパブリッククラウド上や、物理マシンとして稼働しているLinuxのバックアップが簡単に実施できるものとなっています。フリーツールとしてリリース予定となっており、Veeam Endoint Backup FreeのLinuxバージョンの位置づけとなりそうです。以下のような発表がありました。
・Linuxのロケーションによらずバックアップ
⇒クラウド上やオンプレのLinuxのバックアップが可能
・柔軟なリカバリ
⇒クラウドからオンプレ、オンプレからクラウド上へのリストア
・Veeam B&Rとの統合
⇒Veeam B&Rで使用しているリポジトリへのバックアップ
Veeam Backup for linuxに関しては、詳細な情報が入り次第、追って弊社ブログに展開します。
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