Wasabiの「Veeam v10 Cloud Connect With Wasabi」の紹介サイト

https://docs.wasabi.com/docs/how-do-i-use-veeam-v10-cloud-connect-with-wasabi

Veeam Backup & Replication v10 の 「Cloud Connect」 機能を利用して、バックアップデータを Wasabi クラウドストレージに保存するための設定ガイドです。

主な内容は以下の通りです。

1. 概要と対象者

  • 対象: Veeam クラウド・サービス・プロバイダー(VCSP)およびその顧客(テナント)。
  • 目的: サービスプロバイダーが Wasabi をバックエンドストレージとして使い、顧客にクラウドレポジトリや災害復旧サービスを提供するための構成説明。
  • 注意点: Wasabi 自体は Cloud Connect プロバイダーではありません。あくまでプロバイダーが Wasabi をストレージとして利用する構成を指します。

2. 事前準備

  • Veeam Backup & Replication v10 以降。
  • 「Cloud Connect Provider」が有効な Veeam プロバイダーライセンス。
  • Wasabi アカウント。
  • (不変性バックアップが必要な場合)Wasabi の Object Lock 機能の有効化。

3. 設定の主なステップ

記事では、以下の順序で設定手順が詳述されています。

  1. クラウドゲートウェイの構成: 証明書の発行と、通信の入り口となるゲートウェイサーバーの設定。
  2. ゲートウェイプールの作成: ゲートウェイをグループ化し、管理しやすくする設定。
  3. テナント(顧客)の作成: 顧客ごとのユーザー名、パスワード、バックアップ容量(クォータ)を割り当てます。この際、バックアップ先として Wasabi を含む「Scale-out Backup Repository (SOBR)」を指定します。
  4. 顧客側 Veeam の設定: 顧客側の Veeam 管理画面で、プロバイダーの DNS/IP アドレスと提供された認証情報を入力し、接続を確立します。
  5. バックアップジョブの作成: 顧客が自身の仮想マシンなどをバックアップする際、保存先としてプロバイダーのクラウドレポジトリを選択します。

4. データの流れ

  1. 顧客のデータがプロバイダーのローカルストレージに一度バックアップされる。
  2. Veeam の「Copy」機能(またはオフロード機能)により、プロバイダーから Wasabi のバケットへデータが転送される。
  3. Wasabi のコンソール上でデータが正しく書き込まれていることを確認する。

まとめ

このドキュメントは、「Veeam v10 を使っているるユーザがデータを Wasabi に効率よく、かつ安全に保管するための連携手順書」です。