仮想環境の保護ソフト、Veeam Backup & Replicationは、ストレージスナップショットと連携し、スマートなバックアップ、レプリケーションを実現します。
ストレージスナップショットを活用したVMのデータ保護の要件は、vSphere環境で使用しているデータストアが対応ストレージであることのみです。
下記ストレージでvSphere環境を運用している方、是非Veeam + ストレージスナップショットによるデータ保護をご検討ください!
仮想環境の保護ソフト、Veeam Backup & Replicationは、ストレージスナップショットと連携し、スマートなバックアップ、レプリケーションを実現します。
ストレージスナップショットを活用したVMのデータ保護の要件は、vSphere環境で使用しているデータストアが対応ストレージであることのみです。
下記ストレージでvSphere環境を運用している方、是非Veeam + ストレージスナップショットによるデータ保護をご検討ください!
こちらの記事でご紹介しているように、Veeam Backup & ReplicationとCloudBerry Backupを併用することで、VMwareやHyper-Vの仮想環境のデータをAWSやAzureなど任意のクラウドストレージに簡単にバックアップすることが可能です。
Veeam Backup & Replication Ver9.5はWindows Server 2016をフルサポートします。
★バックアップ、レプリケーション、モニター、リカバリー等々。★
Veeam Backup & Replication Ver9.5がどこまでWindows Server 2016を深くサポートするのかをご紹介します。
#1: 高度なReFSインテグレーション
この高度なReFS技術を活用することで合成フル・バックアップでは30%-60%削減することができます。これはVeeamと Windows Server 2016との組み合わせで最も有意義なものです。
Veeam Agent for Linux はVeeam社が提供する物理Linuxマシン用バックアップ・ツールです。
その機能を簡単に紹介します。
システム要件
OS※1 | RedHat派生OS(CentOS etc..) | ||||
Debian派生OS(Ubuntu etc..) | |||||
カーネルバージョン2.6.32以上の | |||||
32,64bitOS | |||||
CPU | 32または64bitプロセッサ | ||||
メインメモリ | 1GB RAM | ||||
HDD/SSD空き容量 | 60MB※2 | ||||
備考 | ※3 |
Veeam Backup & Replicationは新しい統合機能を追加します。それは、Veeam Backup for Microsoft Office 365です。
※v2がリリースされました!v2新機能や無償版などの情報はこちら
Microsoft Office 365は、自分のメールインフラストラクチャを持つことなく、いつでもどこでも使用できます。しかし、それはメールデータのローカルバックアップを持たなくていい理由にはなりません。Veeam Backup for Microsoft Office 365は、メールデータを失うリスクを軽減し、ユーザーへの可用性を保証します。
Zertoはユーザが柔軟に仮想マシンを復旧できるよう、フェイルオーバーの際に以下のような各種オプションを提供しています。今回はこのフェイルオーバーに関するオプションをご紹介いたします。
Zerto Virtual Replication (ZVR) v5.0の新機能 One-To-Many Replication(1対多レプリケーション)はVM(仮想マシン)やファイルとデータの、もっとも速くて有効なレプリケーションとリカバリを実現します。複数プラットフォームに対し同時進行でVMのレプリケーションを可能にし、しかも、ローカルコピーのレプリケーションも、単一のシンプルなソリューションでVMware vSphere、Microsoft Hyper-V、Amazon Web Services、Microsoft Azureのすべてをサポートします。
Zertoのレプリケーションの転送はベストエフォート方式です。
VMからの書き込みを運用サイトのVRAがキャプチャし転送、DRサイトのVRAがそれを取得し、データストアにジャーナルとして保存、数秒間隔のチェックポイントが作成されます。そのため、チェックポイントの間隔(RPO)は利用可能な帯域幅と時間当たりの書き込みデータ量に依存します(時間当たりの書き込みデータ量が1300 KB/s程度で約5 Mbpsの帯域を使用)。
Veeamではv7からvCloud Directorをサポートし、vAppのメタデータまで含んだバックアップ、リストアを提供してきました。しかしながら、セルフサービスなバックアップを提供するためにはRESTful APIにより独自に自身のポータルサイトなどと統合を行う必要があり、簡単にとはいきませんでした。これがv9.5から改善され、より簡単にセルフサービスなバックアップを提供できるよう、以下のような機能が提供されます。
・vCloud資格情報との統合(vCloud用のVeeamポータルサイト)
・セルサービスのバックアップとリストア(vCDの組織ユーザ)
・ジョブテンプレートによる簡単な管理(サービスプロバイダー)
Zertoを採用すべき理由となるZertoの利点を知るためには、まず比較対象となるSRM(Site Recovery Manager)がどのようなものかを知る必要があります。
SRM (Site Recovery Manager)の概要
そもそもVMware SRMはVMware環境における復旧自動化と総合的な調整をするソフトウェアです。単独でのレプリケーション機能はなく、以下2通りのレプリケーション技術との併用が必須になります。
続きを読む
Veeamは、SAPのBRToolsによるバックアップと組み合わせて、SAPがサポートするバックアップ方法と連携して使うことができ、より迅速なバックアップとリカバリを実現します。
Veeamは、変更ブロック トラッキング(CBT)によるイメージレベルのバックアップと、アーカイブログのバックアップを作ることができ、一方、BRToolsは標準的なデータベース バックアップとアーカイブログのバックアップをサポートします。
VeeamとOracleの統合
Veeamは仮想化されたOracleプラットフォームのアドインとして使用でき、エラーや不具合が生た際には、Oracleデータベースをいち早く正常化することができます。
Veeam Backup & ReplicationはOracleバックアップ用に単独で使用することも、RMAN(Recovery Manager)や他のバックアップ ソフトウェアと併用し、既存のバックアップ プロセスを補強することも可能です。インスタントVMリカバリや、Veeam Explorer for Storage Snapshotsによるスナップショットベースの復元など、Oracleプラットフォーム用に数々の高速リカバリ機能を提供します。
Veeamではバックアップの世代管理にバックアップチェーンを組んで行っています。世代管理につきましては以下の記事をご参照ください。
災害時などに、バックアップを実施していたCloudBerryインストールマシン自体にアクセスできないような場合には別のマシンにCloudBerryをインストールし、リストアを実施することも可能です。
リストアのみを行う場合には、インストール後の起動時にRestore Onlyで起動するか、下記のようにリストアのみに変更します。このモードではライセンスをインストールしなくともCloudBerry でバックアップされたファイル、フォルダをリストア可能です。
EMC DDBoostで高速にアクティブフルバックアップでは、EMC Data Domain Boostの重複排除機能を利用したバックアップをご紹介しました。この記事では重複排除機能を利用したマージについてご紹介します。
※以下からはEMC Data Domain BoostをDDBoostとして表記します。
共有フォルダや重複排除ストレージをバックアップリポジトリとして登録する際に、ゲートウェイサーバの設定が必要になります(プロキシと兼用させることも可能)。共有フォルダや重複排除ストレージには、Veeamのサービスを展開できないので、このゲートウェイサーバにVeeamのサービスを一時的に展開します。共有フォルダや重複排除ストレージとの通信にゲートウェイサーバを経由させることで、Veeamのサービス間の接続を確立することができます。また、ゲートウェイサーバでは、データのマージ処理も行っております。
EMC Data Domain Boostでの高速バックアップをご紹介します。
※以下からはEMC Data Domain BoostをDDBoostとして表記します。
通常のバックアップをVeeamで行う場合、プロキシで圧縮したバックアップデータをリポジトリに転送します。
VeeamとDDBoostを連動させ、DDBoost用の軽量な比較用データをVeeam(ソース)側に送ることにより、Veeam側で重複排除を行うことができます。これにより転送量を削減した、高速バックアップを行うことができます。
Veeam Backup & Replicationは、基本的に前回のバックアップからの変更分のみをバックアップする増分バックアップを行っておりますが、この増分バックアップの取得時の動作によっていくつかのバックアップモードに分かれ、それぞれバックアップファイルの保持の仕方が変わります。
この記事では、それぞれのバックアップモードでバックアップファイルをどのように保持しているかを紹介します。
2024/6/25 システム要件を最新版の内容へ改訂
Veeam Backup & Replicationのシステム要件は、データ保護するための構成によって考慮すべき内容が異なります。構成は大きく分けるとVeeamインストールサーバのみを利用する最小構成と、プロキシやリポジトリを使用する分散構成があります。
最小構成をとる際は、VeeamをインストールするWindowsマシンのみでハイパーバイザー上のVMのデータ保護を実施します。この場合は、Veeamインストールサーバ自身が実際のデータ取得を行い、ローカルやCIFSストレージにデータ書き込みを実施します。
クラウドサービスの1つであるSoftLayerは、仮想サーバだけでなくベアメタル(物理)サーバを使用できるという特徴があります。これにより、SoftLayerでオーダーしたベアメタルサーバに既存のハイパーバイザーをインストールすることで、クラウド上にもオンプレと同様の慣れ親しんだハイパーバイザー環境を簡単に構築することが可能です。