BCP(業務継続計画)を考えたディザスタリカバリーサイト構築をご検討中の方へ、Synitiを使用したレプリケーション構成を紹介します。
通常時
通常時は、東京にあるOracleに対してクライアントからデータの更新を行うようにし、更新されたデータを大阪にあるOracleに対してリアルタイムにレプリケーションします。
障害発生時
東京のOracleで障害が発生した場合は、クライアントからの接続を大阪のOracleに対して行うことにより、データの消失はなく事業継続されます。
復旧時
東京のOracleが復旧した場合は、大阪のOracleのデータを東京にレプリケーションすることでデータを再び元に戻すことが可能です。
Oracle以外のデータベースの場合でも同様です。
通常時
通常時は、東京にあるOracleに対してクライアントからデータの更新を行うようにし、更新されたデータを大阪にあるOracleに対してリアルタイムにレプリケーションします。
障害発生時
東京で災害が発生した場合、クライアントからの接続を大阪のOracleに対して行うことにより、データの消失はなく事業継続されます。
復旧時
東京のサーバが復旧した場合は、大阪にSynitiを再インストールし、Oracleのデータを東京にレプリケーションすることでデータを再び元に戻すことが可能です。
Oracle以外のデータベースの場合でも同様です。
また、Synitiの設定情報をバックアップしておくことで、Syniti再インストール時に設定情報をバックアップから復元することも可能です。
通常時
Synitiのマシンを2台用意しHAクラスタ構築しておきます。
通常時はアクティブのSynitiマシンを使用しレプリケーションします。
障害発生時
アクティブだったSynitiマシンで障害が発生した場合、HAクラスタによって即座にスタンバイだったSynitiが立ち上がり、レプリケーションを継続させることが可能です。
Synitiクラスタ構成には下記の準備が必要です。
・Windows Server 2台によるクラスタリング
・Syniti設定情報(メタデータ)を保存するためのDB(Synitiマシン以外を推奨)、
又はSynitiマシンに設定情報保存用のDBをクラスタ構築