Veeam Backup & Replication

Veeam -機能

管理できる世代数はどのくらいですか?

ジョブごとにバックアップで1~9999世代、レプリケーションで1~28世代取得可能です。

Windows Server 2012のファイルシステムReFSとNTFSはファイルレベルリストアでサポートしていますか?

サポートしています。
但し、VeeamサーバをWindows Server 2012以降で構築する必要があります。

既にバックアップを実施している仮想マシンの名前を変更しても処理に影響はありませんか?

影響ありません。
問題なくバックアップ、リストア、レプリケーション等を行えます。

警告(warning)と失敗(failure)のときに通知を行い、成功(success)のときは通知しない設定にしている場合、最初のジョブで失敗、リトライジョブで成功したらメール通知はされますか?

通知されません。
通知メールはリトライも含めた最終的なジョブ結果に基づいて送信されますので、リトライの結果、ジョブがSuccessになれば通知されません。

ジョブに失敗したときにリトライする設定にしている場合、通知メールは毎回リトライの度に送信されますか?

自動リトライを設定している場合、通知メールはジョブがSuccess/Warningになるか、指定回数分のリトライ処理が終わった時にまとめて送信されます。

バックアップ対象の仮想マシンをStorage vMotionで移動した後、バックアップジョブを作り直す必要がありますか?

バックアップジョブにvCenter経由で仮想マシンを登録していれば、Veeamは仮想マシンに割り振られた参照IDを追跡しますので、ジョブの作り直しは必要ありません。
参考: vMotionやStorage vMotionに対応したジョブの作成

 

しかし、Storage vMotion実施後は仮想マシンのCBTがリセットされるため、実施後最初のバックアップはフルバックアップになります。
参考: Change Block Tracking is reset after a storage vMotion operation in vSphere 5.x

 

関連トピック
バックアップ対象の仮想マシンをStorage vMotionで移動する際にスナップショットエラーは発生しますか?
バックアップを取得している仮想マシンのデータストアを、ストレージvMotionで別のデータストアに移動した場合、差分バックアップを継続できますか?

プロキシサーバの設置台数に制限はありますか?

プロキシはVeeamのライセンスに依存せず、台数制限もございません。

サポートしているテープの種類は何ですか?

テープ・ライブラリ・コンパチブル・リスト(Unofficial)

ADIC Scalar 100

Dell PowerVault 124T
Dell PowerVault 136T
Dell PowerVault TL2000

FalconStor (VTL) [VERIFIED]

Fujitsu Eternus LT40

HP ESL 712e
HP MSL G3 Series 4048
HP MSL G3 Series 8096
HP MSL 6030
HP MSL 6480
HP StorageWorks 1/8 G2 LTO-3 Ultrium 920
HP StorageWorks LTO-4 Ultrium 1840 SCSI
HP StoreOnce (VTL) [MSL series emulation]

IBM TS3100
IBM TS3200
IBM TS3310
IBM TS3500
IBM ProtectTier 7650 (VTL)
IBM ULTRIUM HH5 SCSI

Overland NEO 100s [VERIFIED]
Overland NEO 200s [VERIFIED]
Overland NEO 400s [VERIFIED]
Overland NEO 2000e [VERIFIED]
Overland NEO 4000e [VERIFIED]
Overland NEO 8000e [VERIFIED]

Quantum Scalar i40
Quantum Scalar i80
Quantum Scalar i500
Quantum Scalar i6000

QUADStor (VTL) [IBM TS3100/3580 emulation] [VERIFIED]

Qualstar RLS

Spectra Logic T50e [Quantum P7000 emulation]

Tandberg T24 [VERIFIED]
Tandberg T40+ [VERIFIED]
Tandberg T80+ [VERIFIED]
Tandberg T120+ [VERIFIED]
Tandberg T160+ [VERIFIED]
Tandberg RDX Quikstation (VTL) [T80+ emulation] [VERIFIED]

mhVTL (VTL) [64KB block size] [VERIFIED]

Veeam Backup & ReplicationサーバをVMware FT(Fault Tolerance)で構成したい。

VeeamサーバをVMware FT構成にすることは、基本的には問題ありません。

しかし、いくつか注意点がございます。

1.Veeamのコンソールとして使用するのは問題ないですが、プロキシとして使用するのは非推奨となります。もし、Virtual Applianceモードでバックアップを実行していた場合、処理途中で仮想マシンが切り替わるとVirtual Applianceモードが動作しなくなります。

2.バックアップ保存先への接続はNASかCIFSを使用する必要があります。Veeamサーバに直接接続されたディスクを使用すると、切り替わった際に機能しなくなります。

 

ジョブのパラレルタスク(複数ディスク同時処理)の数に制限はありますか?

制限はありません。
ジョブを実行するプロキシサーバの性能に依存します。
おおよそ、1タスクに1CPUです。

ネットワークの帯域制限は行えますか?

はい、行えます。
Veeamではプロキシ – プロキシ間、プロキシ – リポジトリ間で帯域制限を行います。
そのため、vSphereホストからバックアップを行う際にネットワーク経由で以下のように処理を行っておりますと、vSphereホスト – プロキシ間では帯域制限は実施されず上限までネットワークを使用します。プロキシ – リポジトリ間では帯域制限が実施されます。
例) vSphereホスト – プロキシ – レポジトリ

ジョブの複製はできますか?

Enterprise / Enterprise Plusエディションで可能です。
通常のVeeam Backup & ReplicationコンソールとEnterprise ManagerのWebコンソールから行えます。
しかし、Standardエディションでは対応しておりません。

vSphereのVMFS領域をバックアップ先として使用できますか?

いいえ、できません。
バックアップ先ストレージとして利用可能なのはWindows、Linux、共有フォルダとなっています。
登録可能なデータ保存先(リポジトリ)

インスタントVMリカバリ実行中に元の仮想マシンに対してバックアップを行えますか?

Veeamには2つのバックアップモード(増分・差分)があり、増分バックアップであれば実行中にもバックアップ可能ですが、差分バックアップの場合は行えません。

 

差分バックアップは毎回フルバックアップファイル(vbk)に差分をマージするのでvbkに書き込みを行います。しかし、インスタントVMリカバリではバックアップファイルから直接仮想マシンを作成するため、フルバックアップファイル(vbk)をロックします。そのため、vbkに書き込みが行えずエラーとなります。

 

増分バックアップでは増分ファイル(vib)の作成は行いますが、vbkに対して書き込みを行わないためバックアップ可能となります。しかし、バックアップファイルの変換オプション(Transform previous full backup chains into rollbacks)を有効にした場合は、増分バックアップは問題ありませんが、フルバックアップ時には増分ファイルを差分ファイルへ変換する処理が入りますので、ファイルがロックされるインスタントVMリカバリ中にフルバックアップは行えません。

 

 

 

インストール時にカタログファイルの保存先を変更したい。

カタログファイルの保存先はWindowsの共有設定が行える必要がございます。そのため、ネットワークドライブなどは指定するとインストール中にエラーとなり、インストールが終了できません。

 

RDMで構成された仮想マシンのリストアはどのように行われますか?

Veeamでは仮想互換のRDMであればバックアップ/リストアが可能です。
仮想マシンのバックアップを取得時にRDM領域はvmdkファイルに変換されます。そのため、リストア時にはRDM領域はvmdkファイルに置き換えられてリストアされます。

RDMで構成された仮想マシンのバックアップは行えますか?

Veeamでバックアップを取得するためには仮想マシンのスナップショットが取得できる必要がございます。そのため、スナップショットをサポートしていない物理互換のRDMはバックアップが行えませんが、仮想互換のRDMであればバックアップを取得可能です。

そのようなディスクをバックアップしたい場合にはVeeam Agentをご利用ください。

リストア時の処理方法について教えてください。

Veeamには3つの処理モードが用意されております。

・ダイレクトストレージアクセスモード
・バーチャルアプライアンスモード
・ネットワークモード

 

参考

バックアップ、レプリケーション時の処理モードX 3
VMware環境での3つの転送モード方式と処理の流れ
処理モードの中では一番の高速バックアップ【Veeam Backup & Replication:Direct SANモード】
手間とコストをかけずに簡単に高速バックアップ【Veeam Backup & Replication:Virtual Applianceモード】
特別な条件の必要ない簡単・確実なバックアップ【Veeam Backup & Replication:Networkモード】

 

バックアップ時、リストア時にどの条件を満たしているかによって処理モードが変更されます。
しかし、リストアの場合は処理モードがVirtual ApplianceモードとNetworkモードのみ使用可能となっております。

 

関連トピック
VMwareのHot add機能を利用したバックアップは可能か?
SAN内の仮想マシンを別のSANにバックアップする際にモード選択でSANモードで処理可能か?

バックアップファイルの圧縮を無効にできますか?

可能です。
Veeamでは圧縮率に関するオプションが用意されており、
バックアップジョブごとに設定が可能となっております。
対象のジョブを右クリック > Edit > Storage > Advanced > Storage

Veeamでバックアップする際に、バックアップ対象の仮想マシンのデータは直接リポジトリ(バックアップ保存先)へ転送・保存されますか?

Veeamではプロキシサーバ(デフォルトではVeeamをインストールしたサーバ)で重複排除や圧縮を行ったあと、リポジトリ(バックアップ保存先)に転送して保存されます。そのため、直接ではなくプロキシサーバを経由することになります。

Veeamでバックアップを行ったとき、どの時点の状態でバックアップファイルが作成されますか?

ジョブ実行後、スナップショットが作成され、それを元にバックアップを取得します。

そのため、スナップショットを作成した時点の状態でバックアップファイルは作成されます。

既存のレプリカVMを利用して初回のフルレプリケーションを行わず、差分レプリケーションが行えますか?

オリジナルの仮想マシンとレプリカの仮想マシンをマッピングすることで、
差分レプリケーションからジョブを開始することができます。

参考: レプリカシーディング・レプリカマッピング機能について

 

関連トピック

レプリケーションしたいVMのクローンVMを利用して初回のフルレプリケーションを行わず、差分レプリケーションを行えますか?

レプリケーション先にはどの程度のディスクスペースがあれば良いですか?

仮想マシンのディスクタイプにはシンプロビジョニングとシックプロビジョニングがありますが、
それぞれに必要なディスクスペースに違いがあります。
これはシンとシックではストレージ領域の確保方法に違いがあるためです。

 

シンプロビジョニングで作成した仮想マシンの場合は
ストレージ領域が必要になるごとに領域を確保するため、
レプリケーション元の仮想マシンで使用済みのディスクサイズ分の
フリースペースがレプリケーション先に必要です。

 

シックプロビジョニングで作成した仮想マシンの場合は
仮想マシン作成時に指定したサイズ分の領域を確保するため、
レプリケーション元の仮想マシン全体のディスクサイズ分の
フリースペースがレプリケーション先に必要です。

VMware HA, VMware FT構成でもバックアップ可能ですか?

VMware HA構成のバックアップは可能です。
バックアップにはスナップショットが必要なため、スナップショットが利用できないVMware FT構成の場合、バックアップは行えません。
しかし、vSphere 6.0からはVMware FT構成のVMもスナップショットが利用できるようになったため、バックアップを取得可能になりました。

バックアップを取得した仮想マシンを削除して、バックアップ元と全く同じ設定でリストアしました。ジョブを継続して使用可能ですか?

いいえ、使用できません。
既存のジョブにバックアップ対象の仮想マシンを追加しなおすか、
新規にジョブを作成する必要があります。